zames_makiのブログ

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2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

いいぞ!「教えてあげるヒゲの隊長」の論点

YouTubeで流されている自民党ビデオへのパロディによる批判は、単なるお茶らかしではなく、反論内容としてもたくさんの内容を含んでいてとても勉強になる。 【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた「教えてあげるヒゲの隊長」 https://www.youtube.co…

「言葉の政治学」が日本人を騙してる

ある概念・事物にどんな言葉をつけるかも政治である。これを「言葉の政治学」と呼ぶらしい。最もよい例が満州事変だろう、1937年日本と中国は戦争になったが日本はこれを「満州事変」とよびこれは戦争ではない、事件だ。と述べた、その結果人々は日本が中国…

オペラ「いのち」(2013)原爆オペラ

=感想:残念ながら出来事の表面だけをなぞった綺麗事に終わった原爆オペラ。爆発時の惨状とその後の原爆症におびえて生きる被爆者など、厳しいテーマを正面から取り上げたが、台詞・物語構成・音楽など全て綺麗事で、新しい感動、新しい事実やメッセージ、…

戦争を記録したTVドキュメンタリー

上映 2015年07月25日 11:00- 東京大空襲 最後の攻撃 1947年 36分 米軍製作(字幕付) 福岡大空襲 1985年 50分 NHK福岡放送局 (DVD上映) 上映 2015年07月25日 14:00- 沖縄攻防戦 神風特攻隊1945年 20分 米軍製作(字幕付) 神風特別攻撃隊(前編・後編)197…

特集:戦争を記録したTVドキュメンタリー(川崎市民ミュージアム)

日時:2015年7月25日(土)・26日(日) 場所:川崎市民ミュージアム 映像ホール 料金:600円

死の街を脱れて(1952)満州難民の苦難

=全編満州棄民の苦難をテーマにした珍しい映画。非常に戦後的視点で描く。ただし最後はハッピーエンドという映画的制限つき。若尾文子のデビュー作でキスシーン、川での入浴シーンがある。 1945年8月9日から15日までの、白城子という日本人街から新京(現在…

野火(2014)正しく日本の戦争を描く

=食人というエピソードから戦争の非人間性と理不尽さを描く正統的反戦映画、市川崑作より優れる。限界状況での食人の倫理性という哲学的な形而上学に逃避せず、生々しい飢えと米軍攻撃から食人へと追いやられる日本兵の醜く苦悩に満ちた姿を描く。市川作に…

2015年の戦争映画

大資本・劇映画 ジョーカー・ゲーム 入江悠 公開1/31(東宝他) 戦争娯楽映画 おかあさんの木 磯村一路 6/6(東映その他) 徴兵の苦しみ 日本のいちばん長い日 原田真人 8/8(松竹) 歴史物 進撃の巨人 前編・後編 樋口真嗣 8/1・9/19(東宝他) ? 図書館戦…

硫黄島(1959)戦争映画

配給:日活 公開:1959/10/21 /モノクロ/シネマスコープ・サイズ/35mm/88分 監督:宇野重吉 企画:大塚和 原作:菊村到「硫黄島」文芸春秋新社, 1957年 脚本:八住利雄 美術:木村威夫 音楽:斎藤一郎 太平洋戦争の激戦地・硫黄島の生き残りだという男が…

シンポジウム日本の戦後70年を問う「戦後思想の光と影」(日仏会館)

同時通訳付き 国際シンポジウム ]申し込み 日時:2015年07月19日(日) 10:00 - 18:00 場所:日仏会館 1階ホール 主旨 敗戦後の日本では米軍占領下で非軍国主義化と民主化の改革が行われた。婦人参政権、労働組合活動の自由、教育の民主化、なかでも天皇制…

シンポジウム「セクシズムの帝国としての大日本帝国〜それは戦後に克服されたのか?」

戦後70年ミニシンポ第3回「セクシズムの帝国としての大日本帝国〜それは戦後に克服されたのか?」 出席者:能川元一 永山聡子 日時:2015年7月18日(土)18:00〜 場所:原宿・穏田区民会館 東京都渋谷区神宮前 6-31-5 (JR山手線「原宿駅」表参道口 6分) …

日本と原発(2014)ドキュメンタリー映画

135分 製作・監督:河合弘之 構成・監修:海渡雄一 脚本・編集/監督補:拝身風太郎 制作:Kプロジェクト あらすじ 全国の脱原発裁判の先頭に立つ弁護士が、映画を通して「原発の今」を問う。福島原発事故を起こしたのは地震か津波か? 規制基準が3・11以…

引き裂かれた長崎〜人類最大のあやまち・原爆(1994)原爆ドキュメンタリー

1994年 製作:ドキュメンタリー工房 75分 あらすじ 1945年、原爆を投下した米軍は戦略爆撃調査団を広島と長崎に派遣し、原爆による建物や人体への影響(効果)をカラーフィルムで生々しく記録し、あわせて焼け跡で生きる人々の生活を記録した。その映像記録…

ヒロシマが消えた日〜人類最大のあやまち・原爆(1994)原爆ドキュメンタリー

1994年 製作:ドキュメンタリー工房 77分

被爆者の声をうけつぐ映画祭2015

日時:2015年7月18日(土)19日(日) 場所:会場:武蔵大学 江古田キャンパス 一号館地下 1002シアター教室(有楽町線 新桜台駅から徒歩5分、有楽町線・西武池袋線 桜台駅から徒歩9分、西武池袋線 江古田駅から徒歩6分、地下鉄大江戸線 新江古田駅から徒…

ヒロシマの証人(1968)主張明確で認識の正しい優れた原爆映画

=メッセージ性、主張が明確で、被爆者の状況認識が正確な優れた原爆映画。「原爆はアメリカが落とした」「被爆者は今も原爆症で死につつある、死の恐怖の中で生きてる」「被爆者は援護法では生活できない、もっと支援が必要だ」「原爆差別は現にある」「広…

死闘の伝説(1963)戦争映画

(82分, 35mm, パートカラー) 1963 (松竹大船) (出)菅原文太(鷹森剛一) (監・脚)木下恵介 (撮)楠田浩之 (美)梅田千代夫 (音)木下忠司 (出)岩下志麻、加賀まりこ、加藤剛、田中絹代、加藤嘉、松川勉、滝沢修、石黒達也、花沢徳衛、野々村潔、…

はだしのゲン PART3 広島の戦い(1988)原爆映画

=被爆後コリアンへの差別と復興における友情。 実写映画 上映時間:128分 公開:1980/07/05 監督:山田典吾 製作:山田典吾 プロデューサー:山田火砂子・内田有作 原作:中沢啓治「はだしのゲン」 脚本:山田典吾 出演: 原田潤(ゲン) 丘さとみ(母) 風…

コリアキネマ倶楽部

特集:戦後70年 「日韓の平和を祈る」(その7) 【日時】2015年 7月11日(土) 6:00開場 6:30開映 【会場】文京シビックセンター 地下1階 アカデミー文京(地下鉄 後楽園駅 徒歩1分) 【料金】無料・予約不要 【フィルム提供】東京都立多摩図書館 …

シンポジウム「安倍政権と歴史修正主義を考える」

日時:2015年7月7日(火曜):盧溝橋事件の日 14時00分〜17時00分(開場は13時30分) 場所:衆議院第一議員会館・B1・大会議室(メトロ丸の内線「国会議事堂前駅」下車)13時30分から担当者が衆議院第一議員会館入口で入場券の配布を開始します。総合司会・…

こだまは呼んでいる(1959)戦争の傷

1959年(S34)/東宝/白黒/86分 監督:本多猪四郎/脚本:棚田吾郎/撮影:芦田勇/音楽:斎藤一郎 出演:雪村いづみ、沢村いき雄、千石規子、沢村貞子、藤木悠、左卜全、飯田蝶子、由利徹、南利明、八波むと志 …小さな山村のバスガール(雪村)と無愛想な…

〈民族音楽〉との邂逅——小泉文夫のメッセージ

コンサート企画〈民族音楽〉との邂逅 —— 小泉文夫のメッセージ 戦後日本の音楽文化に「民族音楽」という風穴を開け、日本音楽の再発見をうながした故小泉文夫(東京藝術大学元教授、1927-1983)。 三十三回忌にあたる今年、その業績と思想を、演奏とともに振…

ポピュラー音楽の世紀:中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム

会期:2015年5月25日(月)〜8月16日(日) 休館日:日曜日、祝日 開館時間:10:00〜18:00(土曜日は17:00閉館) 入館料:無料 会場:武蔵野美術大学美術館 展示室2、アトリウム1、武蔵野美術大学図書館 主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館 監修:柏木博(…

“記憶”と生きる(2015)人間としての従軍慰安婦の声

=今必要な映画、日本人の戦争加害への直視 メディア:映画 上映時間:215分 製作国:日本 配給:きろくびと 公開:2015/07/04 監督・撮影・編集:土井敏邦 オフィシャル・サイト=http://www.doi-toshikuni.net/j/kioku/ 上映 渋谷アップリンク 10:45、12:5…