zames_makiのブログ

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鉄道映画特集が凄い(労働映画と国鉄マンの価値観)

 日本映画専門チャンネルの鉄道映画特集が凄い
「月刊鉄道ファンPresents 想い出の列車たち」
https://www.nihon-eiga.com/osusume/tetsudo2019/

 

<記録映画>
見えない鉄道員 1970年 21分 岩波映画社=国鉄
国鉄が制作したドキュメンタリー。切符の販売、自動化された操車場、新幹線の運行管理、ダイアの作成など電子化されている様子描く、即ち鉄道員がいらなくなる要因を誇らしく自慢げに説明してる。自動化操車場は刺激的だ。

 

 ディーゼル特急 1960年 21分 岩波映画社=国鉄
国鉄が制作したドキュメンタリー。蒸気機関車に代り登場したディーゼル機関車ディーゼル特急「はつかり」の最新技術を紹介する。

走れ!蒸気機関車 1976年 19分 国鉄
蒸気機関車の姿を残す為の子供向けドキュメンタリー、走る映像が主

蒸気機関車の詩 1975年 17分 日活
蒸気機関車の姿を残す為の子供向けドキュメンタリー、走る映像が主だが物語仕立てになっている、監督・脚本:飯塚二郎 出演:日野道夫

新幹線 1973年 22分 岩波映画社=国鉄
国鉄が制作したドキュメンタリー。岡山まで走る新幹線の技術面を誇らしく伝えている。


<労働映画>
号笛なりやまず 1949年 36分 制作:国鉄労働組合
演出:浅野辰雄 脚本:大澤幹夫
最初期の労働映画の1本、国労が協議して制作を決定し脚本は国労で書いた、限られた時間の中でどんな職種の労働を描くかで揉めた。操車場と連結手が出てくる。映画では人間が一人1台の貨車を仕分けする作業が出てくる「見えない鉄道員」で出てくる自動化された操車場と対照的だ。

 

 

◆1950年代の労働映画と労働組合文化運動(鈴木不二一)
大原社会問題研究所雑誌、巻707・708、2017

国労の企画によって製作された『号笛鳴り止まず』(1949)は,もう1 つの興味深い事例である。戦前から戦後にかけて,劇映画と記録映画にまたがる多くの作品を残した浅野辰雄監督によるこの作品は,「鉄道ドキュメンタリーの隠れた名作」と呼ばれている。映画の製作は,1948 年5 月企画決定(国労第4 回定期大会),9 月脚本第一稿提出(第8 回中央委員会),12月撮影開始,1949 年1 月完成,という工程で進んだ。実は,この時期には,国労内部で民同派,革同派,共産派の三者間のしのぎをけずる主導権争いが展開されていた。国労執行部の改選により作業が一時「行悩み状態」となったと,機関誌の記事は伝えている(注6)。しかし,同記事によれば,脚本の検討段階で最も苦労したことは,イデオロギー問題ではなく,「複雑多岐にわたる数千の職場と仕事の状態を,どうして限られた百七十万円の金と与えられた四巻のフィルムに収めるか」ということだった。組合員には「俺たちの職場も俺たちの作業状況も写してくれ」という希望があることは承知の上で,対象職場を絞り込むこととし,最終的に,機関区と機関車乗務員,操作場と連結手をとりあげることにしたという(注7)。浅野辰雄監督は,当時の先端的な映画技法を駆使して,鉄道労働者の映像的表象をフィルムに焼き付けた。その迫真の表現は,いまも色あせていない。」

注7:映画製作の決定は,1948 年5 月30 日~ 6 月2 日にかけて奈良で開催された第4 回定期大会で行なわれた。この決定を受けて,国労本部は新世界映画社に製作を委嘱し,脚本は労映が担当することとなった。同年9 月28 日,第8 回中央委員会(金沢)に脚本第一稿が提出され,大筋の承認を受けた後,労映製作団と国労映画製作委員会との間で数回にわたる検討が加えられ,12 月6 日完稿,同月8 日撮影開始,1949 年1 月に映画が完成した。

 

遠い一本の道 1977年 国労=左プロ
監督:左幸子 出演:井川比佐志/左幸子
国労の線路保線員を主人公に、労働のありようと労組への締め付けの様子を描く。主人公の保線員は機械化が進み仕事を奪われる、妻は国鉄婦人の会でデモ時の炊き出しなどで活動する、だが労働運動には減給などの処分があり同期入社した者との差がついている。


<劇映画>
山鳩 1957年 101分 東宝
監督:丸山誠治 出演:森繁久彌岡田茉莉子
今はない草軽鉄道を舞台に老駅長と若い妻のなれそめを描く。草軽鉄道は軽井沢と草津を結ぶ鉄道でデキ13と呼ばれる特徴的な小型機関車が列車をひく小型鉄道。鉄道のすぐ近くの浅間山の噴火シーンがある。田舎の若い女性が親に捨てられ酌婦を強いられるが老駅長に助けられて出産までする。駅長は無事故15年を守れるのか?が焦点。


大いなる旅路 1960年 96分 東宝(協力:国鉄
監督:関川秀雄 出演:三國連太郎/中村賀津雄
蒸気機関車の助手から運転手になり国鉄に一生をかけた男の生涯を静かに賞賛する映画。真面目に休まず働けば報われるという国鉄マン的な価値観がよく出ている。蒸気機関車の厳しい労働場面が出てて来る。実物大の機関車転落場面が出てくる。父(三国)は子(中村)にそれを伝える。


大いなる驀進 1960年 89分 東宝(協力:国鉄
監督:関川秀雄 出演:中村賀津雄/中原ひとみ三國連太郎
東京から長崎への寝台列車の1運行の中でスリ、政治家、金持ちなど様々人が出てきてドラマが起きるグランドホテル形式になってる、主人公は車掌、列車給仕、食堂車のウエイトレスたちだ。主人公の車掌(中村)は恋人の(中原)と結婚したくて車掌を辞めようとしているが困難を乗り越えて車掌として行き抜く決意する、台風の崖崩れで列車が止まるが車掌達が総出で取り除くのがクライマックス。「大いなる驀進」と物語・監督・脚本家・配役ともによく似ている。驀進は初期の労働映画の題名でもある。


特急にっぽん 1961年 86分 日活(協力:国鉄
監督:川島雄三 原作:獅子文六 出演:フランキー堺/団令子
東京から北九州に向かう特急こだまに乗る、食堂車コックと食堂車女給を主人公に、行程8時間の間のドラマ。繁盛する食堂車の様子が貴重だ、朝一番で主人公らが国鉄の宿舎や列車から起き出し列車内で朝食取る、列車に作家席があり執筆出来るなどは?。スリ、偉い政治家、などが出てきて「大いなる驀進」と対比できる。


喜劇 各駅停車 1965年 95分 東宝(協力:国鉄
監督:井上和男 原作:清水寥人 脚色:松山善三
出演:森繁久彌三木のり平岡田茉莉子/森光子
国鉄の協力を得て、高崎機関区を中心としたオール・ロケーション作品。全盛期の森繁久彌がナポレオンに傾倒している主人公に扮し、コメディ・センスを存分に発揮する。ベテラン機関士・源吉(森繁)は大のナポレオン・ファン。六十近いがまだまだ元気で、当分引退しそうにない。退職を説得する役目を押し付けられた同僚の咲平(三木)は、行きつけのおでん屋で女将のきみ(岡田)から、源吉について意外な話を聞かされる。

 

【日本・アメリカの宗教映画】

<日本の宗教映画>

宗教団体の教祖の生涯、教義を描くもの

<日本の宗教映画>宗教団体の教祖の生涯、教義を描くもの
日蓮と蒙古大襲来(1958)大映 渡辺邦男 長谷川一夫

地獄 (1960)新東宝 中川信夫 天知茂

親鸞(1960)東映 田坂具隆 中村錦之助

親鸞(1961)東映 田坂具隆 中村錦之助

釈迦(1961)大映 三隅研次 本郷巧次郎◆

ゲンと不動明王(1961)東宝 稲垣浩 小柳徹
沈黙SILENCE(1971)東宝 篠田正浩 岡田英次 キリシタン

ノストラダムスの大予言(1974)東宝 舛田利雄 丹波哲郎

人間革命(1973)東宝=創価学会 舛田利雄 丹波哲郎

続人間革命(1975)東宝=創価学会 舛田利雄 丹波哲郎

地獄 (1979)東映 神代辰巳 原田美枝子

日蓮(1979)永田雅一 中村登 萬屋錦之介→2019/12
天平の甍(1980)芸苑社 熊井啓 中村嘉葎雄(留学僧)

空海1984東映=真言宗 佐藤純彌 北大路欣也◆=UNEXT

親鸞・白い道(1987)独自 三国連太郎 森山潤久(親鸞)◆

丹波哲郎大霊界 死んだらどうなる(1989)学研=丹波企画 石田照 丹波義隆

丹波哲郎大霊界2 死んだらおどろいた!!(1990)服部光則 

丹波哲郎大霊界3(1994)丹波哲郎 OVA

 

幸福の科学

ノストラダムス戦慄の啓示 (1994)幸福の科学 実写

ヘルメス愛は風の如く (1997)幸福の科学 アニメ

太陽の法エル・カンターレへの道 (2000)アニメ

黄金の法エル・カンターレ歴史観 (2003)アニメ

永遠の法 (2006)幸福の科学 アニメ

仏陀再誕 (2009)幸福の科学 アニメ

ファイナル・ジャッジメント(2012)幸福の科学 実写◆

神秘の法 (2012)幸福の科学 アニメ◆

天使にアイム・ファイン (2016)幸福の科学 実写

さらば青春、されど青春。 (2018)幸福の科学 実写◆

宇宙の法―黎明編 (2018)幸福の科学 アニメ◆

 

<その他>

地獄 (1999)石井プロ? 石井輝男 佐藤美樹

禅ZEN(2009)製作委員会 高橋伴明 中村勘太郎道元)◆
手塚治虫ブッダ(2011)東映=? アニメ 森下孝三◆

BUDDHA2手塚治虫ブッダ(2014)東映=? アニメ 小村敏明

一遍上人(2012)カエルカフェ 秋原北胤 ウド鈴木

沈黙サイレンス(2016)米 Mスコセッシ アンドリュー・ガーフィールド

空海KU-KAI(2017)中国 陳凱歌 染谷将太空海)◆

 

<欧米のキリスト教映画>

1キリストの生涯(新約の映像化)=多数

2旧約の物語=旧約物語をスペクタクル大作に

3悪魔の仕業

4周辺人物(マリア・ユダ、ベンハー)

5黙示録の映像化→ない

(戦前サイレント)

イントレランス(1916)DWグリフィスベン・ハー (1907)◆

十誡 (1923)デミルサムソンとデリラ (1923)◆

ベンハー(1925)サイレント大作 141分◆

キング・オブ・キングス (1927)セシルBデミル イエス

ノアの箱舟(1928)

暴君ネロ (1932)セシルBデミル

クレオパトラ (1934)セシルBデミル

十字軍(1935)THE CRUSADES セシルBデミル

 

(戦後大作)

サムソンとデリラ (1949)セシルBデミル 聖書のサムソン譚(士師記13-16章)◆

聖衣(1953)THE ROBE ハリウッド大作 主演Rバートン◆

十戒(1956)セシルBデミル 220分◆

ベンハー(1959)大作 ウィリアム・ワイラー

ソロモンとシバの女王(1959)列王記、歴代誌

ダビデとゴライアス(1959)DAVID E GOLIA 旧約

砂漠の女王(1960)ダビデ王の生涯 ルツ記◆

ソドムとゴモラ (1961)Rアルドリッチ 大作『創世記』19章◆

キング・オブ・キングス (1961)リメイク イエス

バラバ(1962) ユダヤ人の盗賊、イエスの目撃者◆

偉大な生涯の物語(1965)Jステーブンス◆

天地創造(1966)大作 Jヒューストン 旧約の物語

ゴッドスペル(1973)GODSPELL ミュージカル現代NYでイエスナザレのイエス

Jesus of Nazareth(1977) Fゼフィレッリ

ジーザス(1979)THE PUBLIC LIFE OF JESUS: A DOCUMENTARY◆

キング・ダビデ/愛と闘いの伝説(1985) Rギア主演 旧約聖書

プリンス・オブ・エジプト(1998)アニメ 出エジプト記

ブック・オブ・ライフ The Book of Life (1998)◆

キングダム・オブ・ヘブン(2005) Rスコット 十字軍?

サムソンとデリラ <未>(2009)◆

エクソダス:神と王(2014)Rスコット 出エジプト記

ノア 約束の舟(2014)Rクロウ 創世記◆

サン・オブ・ゴッド映画版(2014)大作TVシリーズ

ベン・ハー <未> (2016)◆

復活(2016)RISEN イエスの復活

(作家性による作)

ゴルゴダの丘 Golgotha (1935年)Jデュビビエ◇

奇跡の丘(1964) Pパゾリーニ

ジーザスクライストスーパースター(1973)Nジェイソン ミュージカル◇

ライフオブブライアン(1979)喜劇◇

最期の誘惑(1988) Mスコセッシ◇

パッション(2004) メルギブソン

 

(周辺人物)

ヤコブ(1994)<TVM>米伊

ヨセフ(1995)<TVM>米伊

聖母マリア(1999)<TVM>MARY, MOTHER OF JESUS

マリア(2006)THE NATIVITY STORY 母マリア

パウロ 愛と赦しの物語(2018)PAUL, APOSTLE OF CHRIST


アメリカのTVM)

奇跡の生涯/イエス・キリスト <TVM> (1980)ドキュメンタリー

十戒1996<TVM>

ノアズ・アーク(1999)<TVM>NOAH'S ARK

アブラハム(1993)<TVM>米伊

ソドムとゴモラ (1994)<TVM>

サムソンとデリラ <TVM> (1996)Nローグ

イン・ザ・ビギニング(2000)<TVM>IN THE BEGINNING 天地創造など

ベン・ハー <TVM> (2010)英独

サン・オブ・ゴッドTV版(2014)大作TVシリーズ

イエス・キリスト 磔刑の真相 <TVM> (2015)ナショch


(悪魔憑き)

オーメン1~5

エクソシスト1~3コンスタンティン

ローズマリーの赤ちゃんエミリーローズ

(参考になるHP)

http://www2s.biglobe.ne.jp/tetuya/EIGA/bible.html

 

世界最初期の原爆映画「One World or None」1946年

(1)映画「One World or None」(1946)アメリ

原爆の強力な殺傷力を訴え、世界で管理すべきと訴える劇場映画。広島長崎の被爆者映像が少しだけあり、日映製作の映画から引用されていると思われる、ドイツと日本でも核兵器が開発されていた可能性とその場合のアメリカの被害をアニメーションで視覚的に訴えている、核兵器は、爆撃機、潜水艦、ICBMアメリカに運ばれると描き、まだ実現してないICBMによる戦略核を示している

9分11秒 邦題「ひとつの世界あるいは無か」=世界で核爆弾を管理するか又は世界は滅ぶ、の意味

制作:National Committee of Atomic Infomation(原子力情報に関する科学者委員会) 技術監修:the Federation of American Scientist(全米科学者連盟)

製作:Philip Ragan production 

参照「ドラゴン・テール」凱風社 p186

YouTubeにて視聴可能

Mixed live action/animated film showing the dangers of atomic weapons. Depicts how different nations all contributed to the dicovery and harnessing of atomic power eventually leading to atomic weapons. Demonstrates what the atomic bomb dropped on Hiroshima might've done if dropped on an American city, then shows the actual effects of the bomb on the city and people of Hiroshima. Traces weapon development over time and the increasing death toll of each weapon. Finally, pleads that the whole world must work together to end wars and to use atomic power as an energy source to better humanity, not as a weapon.」

https://www.youtube.com/watch?v=CwwjToO9Irk

 

(2)映画「A Tale of Two Cities」(1946?)アメリ

製作:War Department(陸軍省?)12分2秒 邦題「二都物語

原爆で破壊された広島・長崎の様子を伝える軍内部用ニュースか。戦後早期に広島・長崎に入ったアメリ戦略爆撃調査団の撮影した、広島、長崎のフィルムが使われている様子。アメリカ兵が崩壊した広島長崎の町の被害を見て歩く。被爆者映像はない。長崎では一部に空撮あり。

参照「ドラゴン・テール」凱風社 p189

YouTubeにて視聴可能

https://www.youtube.com/watch?v=hPvYw9cm8GY

 

昭和やくざ系図 長崎の顔(1969日活)原爆映画 

公開:1969/10/18

       監督:野村孝 原作:中村幸也 脚本:池上金男 
出演:
渡哲也(高間慶二)主人公・被爆
安藤昇 (小岩竜吉)
嵐寛寿郎(平田新吉)
水島道太郎(斎藤重作)
藤竜也 (小宮鉄男)
青木義朗(松井邦光)
益田ひろ子(斎藤加代子)
高城淳一 (松田政夫)
杉江広太郎 (淵野義一)
佐藤了一 (的場三郎)

       
              

【クレジット】
監督: 野村孝  
企画: 森山幸晴  
原作: 中村幸也  
脚本: 池上金男  
撮影: 峰重義  
美術: 松井敏行  
編集: 鈴木晄  
音楽: 松浦三郎  
出演:

渡哲也(高間慶二

 
  安藤昇  
  嵐寛寿郎  
  水島道太郎  
  藤竜也  
  青木義朗  
  益田ひろ子

 

 

 

 

https://ameblo.jp/73379184/entry-11782128458.html

よりコピー

長崎を舞台に「ムショ帰りの先代親分の実子(渡社長)率いる老舗一家(長老はアラカン・若頭に水島道太郎・弟分に郷鍈治)」と「関西の大組織を後楯に勢力を拡大し続ける新興勢力(組長は青木義郎。相棒に高城淳一・用心棒に安藤組長)」の「興行の利権を争う」物語。
東映ヤクザ映画で言えば、昭和41年に降旗康男監督・東映東京製作・健さん主演・十朱幸代共演で製作された「地獄の掟に明日はない」が物語は全くの別物ながら雰囲気は似ている感じがします。
「渡社長(健さん)は好きだがヤクザは嫌い」なヒロイン、共に舞台は長崎かつ昭和20年8月9日の長崎原爆投下の際の「被爆者」で「原爆病(白血病)」を抱えている、対決の構図や原因は違うものの「老舗一家と新興勢力の争い」が二作品の共通点。

 原爆の負の遺産」も交えて描いている為、共に「馬鹿や笑い」は有りません。

 

 

あらすじ

出所した高間慶二に裟婆の空気は冷たかった。長崎の街は変貌していたし、高間組が持っていた興行権も今や松井組のもの、あたたかく迎えたのは新吉、重作、小鉄ぐらいのものだった。慶二は早速、父の墓前に組の立直しを誓うと恋人・加代子の反対を押切って、三代目襲名披露の興行をうった。その席上、慶二は親分衆の口ききで松井から市民会館の興行権利を譲りうけた。だが、松井の気持はおさまらず、高間組に対する抵抗は、日増しに、その度を加えた。そんな時、松井組に小岩竜吉がわらじをぬいだ。一方、慶二は悪らつな松井らの邪魔だてに苦しみながら、待望の興行初日を迎えた。高間組の面子をたもち、無事宗家高間の看板をおろした慶二。その胸中を知るのは新吉だけだった。そこへ殺しを頼まれた小岩が現われた。だが小岩に正義の慶二は殺せなかった。そのころ新吉が松井の子分によって刺殺された。もはや慶二の忍耐もそこまで、単身松井組に乗込んだ慶二の刃から次次と鮮血が飛び散った。

 

憲法映画上映会(憲法映画祭2019)

 

 

第50回「憲法映画祭2019」オモテ 第50回「憲法映画祭2019」ウラ

と き:2019年4月26日(金)19:00〜(前夜祭)
27日(土) 10:00〜
28日(日) 10:00〜
ところ:武蔵野公会堂ホール
プログラム:
426日(金戦争に引きずり込まれる若者、子どもたち
1900 「あの日の声を探して」

427日(軍隊は人のいのちを守らない
1000 天皇の名のもとに南京大虐殺の真実
11
00 「証言侵略戦争
13
00 蟻の兵隊
15
00 「陸軍前橋飛行場私たちの村も戦場だった」
16
30 沖縄スパイ戦史

428日(戦争,ファシズムをつくるものは何か?
1000 「ありふれたファシズム
12
10 講演「ナチの手口と緊急事態条項」石田勇治さん
14
00 ショックドクトリン」
15
40 ベトナムを遠く離れて」
18
00 共犯者たち」

入場料:一般:1日券2500円 1回券(1作品)1000円 学生・若者(〜30歳)」 1日券1000円 1回券500円

憲法映画 上映会

「自主制作・上映映画見本市」
2019年4月30日 (休) 9時〜22時
文京区民センター 3A会議室
参加費 1日券・1回券共通:1000円

09:00       開場
09:30〜10:45 「死んどるヒマはない ─益永スミコ 86歳」
11:00〜12:40 「わたしの描きたいこと 絵本作家クオン・ユンドクと『花ばあば』の物語」
13:00〜15:05 「ハトは泣いている─時代の肖像─」
15:20〜16:20 「隠された爪跡 関東大震災朝鮮人虐殺記録映画」
16:35〜18:10 「OKINAWA1965」
18:25〜19:45 「『知事抹殺』の真実」
20:00〜21:25 「フクシマ2011被曝に晒された人々の記録
22:00       閉場 退出完了(予定)

 

15:20〜16:20
隠された爪跡関東大震災朝鮮人虐殺記録映画

1983年制作 58分呉充功監督 配給:呉充功

1923年9月1日マグニチュード7.9の大地震が、関東地方をおそった。死者10万人にもおよぶ関東大震災である。
この時、6500名以上の朝鮮人が軍隊、警察、そして日本の民衆の手によって殺されていることはあまり知られていない。そのうえ、今なお遺骨が埋められている事実があった。1982年9月、東京の荒川河川敷で地元の古老の証言をもとに、遺骨の発掘作業が始まった。映画学校に通う朝鮮と日本の若者たちがカメラを持って駆けつけた。多くの証言が真実を語る。この映画は隠されてきた歴史の爪跡を明らかにする貴重な記録映画である。

 

16:35〜18:10
OKINAWA1965

2017年制作 95分都鳥伸也監督配給:ロングラン映像メディア事業部

1965年、米軍占領下の沖縄。本土復帰を求める祖国復帰行進のさなか、報道写真家の嬉野京子さんによって、1枚の写真が撮られた。幼い少女が無残にも米軍のトラックに轢殺された当時の沖縄の縮図とも言える写真だ。アジア・太平洋戦争末期、凄惨な地上戦で多くの犠牲を払った沖縄には、戦後も安寧が訪れることはなかった。県民の土地は、武力によって米軍に強奪され、そこに戦争のための基地が作られた。駐留する米兵の起こした事件は、さらに人々を傷つけた。沖縄の住民たちは立ち上がり、ついに本土復帰が果たされた。しかし“基地のない平和な沖縄に”という願いは未だ叶っていない。

4/6にある催しもの

4/6にある催しもの

 

植民地遊廓から日本軍慰安所へ 

日 時 : 2019年 4月 6日(土) 14時~16時30分
参加費 : 1,000円(会員800円、学生500円)

第1報告 植民地遊廓の形成と日本の軍隊~「京城」(ソウル)を中心に~ (14時~15時)

近代日本による朝鮮侵略のなか、日本の公娼制が日本人居留地に移植された。前近代の朝鮮王朝政府は性売買を禁止したため、徳川幕府が公認する遊廓のような公娼制はなかった。日清・日露戦争をきっかけに日本軍が朝鮮に駐屯・常駐化し、占領地遊廓へと展開した。植民地期に朝鮮人も巻き込んで、法制度的に植民地遊廓になった。今回は日本の軍隊の動向に注目しつつ、「京城」(ソウル)での日本式遊廓の形成と展開を追う。

講 師 : 金富子(東京外国語大学教授) 
     植民地朝鮮ジェンダー史・ジェンダー論。東京外国語大学教授。
     単著に『植民地期朝鮮の教育とジェンダー』(世織書房)、
     共著『植民地遊廓: 日本の軍隊と朝鮮半島』(吉川弘文館)、共編著『「慰安婦」問題と未来への責任』
     (大月書店)、『Q&A朝鮮人慰安婦」と植民地支配責任』(御茶の水書房)など。

第2報告 北部朝鮮の植民地軍事都市の遊郭慰安所~慶興慰安所を中心に(15時~16時) 

植民地朝鮮に移植され日露戦争後から本格的に展開した日本式公娼制度は、当初から軍隊のための慰安所的性格をもっていた。その後も軍隊が駐屯した植民地軍事都市においては遊廓の形をとりながら慰安所的役割も果たし続け、戦争末期にはほとんど慰安所化していた。特に中ソ国境近くでは軍だけのための専用慰安所が設置されていた。当日は、昨年確認されたばかりの慶興慰安所を中心に「平時」朝鮮に設置された慰安所について述べる。

講 師 : 金 栄(ルポライター) 
     在日朝鮮女性史研究と、近年は主に朝鮮民主主義人民共和国の現地調査をとおして日本軍と「慰安婦」制度
     及び植民地公娼制度の関係について研究。共著に『海を渡った朝鮮人海女』(新宿書房)、
     『軍隊と性暴力―朝鮮半島の20世紀』(現代史料出版)、
     『植民地遊郭―日本の軍隊と朝鮮半島』(吉川弘文館)など。


全体質疑応答 16時~16時30分