朝日新聞今日のリーク情報

　国民の半数が検察への信頼をなくし、リークを垂れ流して検察を全面支持するメディアにも批判の声が強いのに新聞のリーク垂れ流しはやまない。これから朝日新聞で目に付いたリーク記事を毎日メモする事にする。

「5000万円授受に同席者　水谷元役員供述別の建設関係者」（朝日新聞 2010年1月26日朝刊39面）

（前略）２００５年４月、会計責任者だった 公設第１秘書・大久保隆規（たかのり）容疑者（４８）に現金５千万円を渡した際、その場に別の 建設業界関係者も立ち会った、と供述していたことがわかった。 この業界関係者も特捜部に対し、同席したことを認めたという。
（中略）
この２回目の０５年４月分について、元役員は「大久保秘書の要請を受けて経理担当者に現金を用意 させたうえ、同社社員ではない第三者の建設業界関係者が立ち会って大久保秘書に渡した」と供述したとされる。
（後略）

• 要旨：検察が立証したい水谷建設からの裏金授受に関する新証言
• 情報源：まったく明記されていない、関係者とも書かれていない
• リークと判断した理由：検察への供述内容であること、受刑中の水谷建設元役員の証言に端を発したもので授受の期日などの基礎情報がなく周辺取材が困難と思われるため
• 感想：水谷建設の秘密にしたいだろう裏金の授受に第3者が同席している事が非常に不自然だ。裏金授受を立証したい検察側の、証人が複数なら裁判所も認めるだろう、との思惑が容易に推測できる。