zames_makiのブログ

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日テレ開局55周年記念番組 女たちの中国特別編

 120分 大型ドキュメント3部作 2009年3月19日放送
2008年2月21日 第1部 〜13億の力、美と権力と涙の物語〜 =現代の中国
2008年7月21日 第2部 〜李香蘭そして激動の歴史を生き抜いた女たち〜 =李香蘭その他
2008年10月13日 第3部 〜悪女と呼ばれた女たちの素顔、楊貴妃西太后江青
2009年3月19日 特別編 〜波乱万丈を生き抜いた愛と涙の物語〜 =伊藤梅子その他

司会:黒柳 徹子 羽鳥慎一 出演者:李香蘭大沢あかねローラ・チャン
取り上げる女性:http://www.ntv.co.jp/china/

◇伊藤梅子(伊藤博文の妻)〜日中近代化の明と暗を見た2人の女〜
西太后との友情関係、伊藤博文をかくまった功績
山口県下関市。そこは日中100年の歴史を見続けた土地。日清戦争終結の条約が結ばれた場所でもある。その土地で1865年、1人の美しい地元の娘が、若き勤皇の志士と出会った。後の初代首相・伊藤博文とその妻となる梅子。夫を支え続け、日本の近代化を生きた梅子は、その後1898年、北京を訪れた夫・博文から1通の手紙を受け取る。それは、伊藤博文が協力した清朝・光緒帝による近代化の試みが1人の女性の手によって潰えたという知らせであった。その女性こそは、清朝に君臨した女帝・西太后。近代化と改革に抵抗し、清朝を滅ぼしたといわれる西太后。彼女が求めたものは何だったのか?伊藤梅子と西太后
 日中両国でファーストレディとして生きた2人の女の運命の明と暗を描く。梅子の夫・伊藤博文は後に満州・ハルピンの地で暗殺される。それは満州を舞台にやがて泥沼の戦争へと突入していく日中の運命を暗示させる事件だった。

◇伊藤すま子 :満州映画協会の映画技師を父にもつ彼女は、16歳で満州に渡った。満州事変等の謀略に関与し、満州映画協会理事長となった甘粕正彦の最後の秘書となり、甘粕が服毒自殺した時に看取った。満映時代に李香蘭とも交流があった彼女を番組が追跡発見。インタビュー。

李香蘭 :日本人として満州に生まれ、中国人の女優として戦前、戦中の上海を舞台に活躍した山口淑子こと李香蘭

川島芳子男装の麗人として知られる彼女は、なぜ、中国人でありながら日本のスパイとなったのか。
悲しい幼少時代からの人生と関係者たちの証言をもとにひも解きます。

◇愛新覚羅浩 :ラストエンペラー溥儀の弟に政略結婚で嫁いだ愛新覚羅浩。
政略結婚からスタートしたものの、夫婦としての強い絆を築き、戦争に翻弄されながらも、日中の架け橋として国交回復に奔走。晩年は夫と北京でひっそりと生きた。