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ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉12・6シンポジウム

ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉12・6シンポジウム
<危機>のネットワーク〜治安管理/安全保障から日本とイスラエルを考える
日時:12月6日(日)
14時〜17時30分(開場13時30分)
場所:在日本韓国YMCA・9階国際ホール(JR水道橋駅より徒歩6分)
資料代:800円
■問題提起
イスラエルの対東アジア政策を考える 臼杵陽(中東現代史/日本女子大学文学部教員)
イスラエル化する日本? 監視国家体制のグローバル化 小倉利丸(現代資本主義論/富山大学教員)
○核政策から見るアメリカと日本・イスラエルの関係 野間伸次(アムネスティひろしまグループ)
主催:ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>

■企画の趣旨
軍事力による建国と占領政策のなかで危機管理先進国となったイスラエルにとって、「9・11」後の世界的な管理・監視体制の進行は、強力な追い風でした。日本においても「安全・安心まちづくり条例」が全国で制定され、防犯の大義名分のもとに人権侵害や外国人差別の正当化が進んでいます。
いっぽう、長年イスラエルの核保有を黙認してきたにもかかわらず、イランやシリアに「核開発」の疑惑をかけて来たアメリカで、「核廃絶」を唱えるオバマ大統領が登場しました。外交上のバランスを失ったイスラエルの核政策・安全保障政策がどの方向へ進むのか、決して楽観は許されません。被爆国でありながらアメリカの「核の傘」に入り、「北朝鮮の脅威」を利用した核武装論が公然とまかり通る日本についても同様のことが言えます。
たがいに位置する地域の中で孤立しながら、アメリカとの二国間関係に大きく頼ってきたイスラエルと日本。両国の治安管理/安全保障政策を検証することで、イスラエルと日本とを同時に問い直す視角が見い出されるのではないでしょうか。