zames_makiのブログ

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<ニュースキャスターの年齢・世代>

(戦争体験あり)
筑紫哲也73才(朝日→TBS)リベラル、田原総一朗74才(TX→EX)見識なし今や反動保守


(戦争体験なし)
関口宏65才(TBS)温和なリベラル?、久米宏64才(EX→MBS)リベラル、みのもんた63才(TBS)無見識、小倉智昭61才(CX)攻撃的かなりの保守、後藤謙次59才(毎日→TBS)、松本方哉52才(CX)口煩い保守、古舘伊知郎53才(EX)リベラル、黒岩祐治54才(CX)そしらぬ顔をしてかなりの保守、村尾信尚53才(NTV)注目されていないが保守、田口五朗50才(NHK)馬鹿、辛坊治郎52才(読売テレビ→NTV出演・報道次局長)NTV「ズームイン!!SUPER」(水〜金) YTV「ウェークアップ!ぷらす」(土) YTV「たかじんのそこまで言って委員会」(日) YTVでは相当の保守、NTVでは抑え目の保守、芸名くさいが本名?最も右翼的)、長野智子46才(EX)主張なし、小宮悦子50才(EX)、宮根誠司45才(NTV)、安藤優子50才(EX→CX)抑え目の保守)

 (NHK解説委員):全員記者出身、戦争体験なし、あまり持論ないがおおむねリベラル
秋元千明 安全保障 出身:記者 怪しいハゲ、嫌味な喋り方、中身はまとも
出川展恒 国際情勢(中東) 記者 よく出てくる、アナウンサー風変な喋り方、中身は結構まとも
岡部徹 国際情勢(アメリカ) 記者  いかにも真面目な記者風
加藤青延 国際情勢(中国) 記者 中国人のように見えるなまり、安心できる
島田敏男 日本外交(政治経済全般) 記者 真面目そうなおじさん→日曜討論の司会者
田中和夫 国際情勢(ロシア担当) 記者 地味おじいさん
百瀬好道 国際情勢(ヨーロッパ) 記者 地味な薄い頭
石川一洋 国際情勢(ロシア・中央アジア) 記者 ロシア風の大柄なおじさん
林純一 国際情勢(アジア) 記者 めったに見ない
藤澤秀敏(解説委員長=司会者) 記者  鼻の穴の大きいおじさん自分の意見はない


(引退した人)
木村太郎70才(NHK記者→NHK→CX)磯村尚徳79才(NHK)勝部領樹?(NHK)小浜維人?(NHK

<コメンテーターの年齢・ほぼ全員戦争体験なし>

与良正男51才(毎日新聞論説委員→TBS)正論坊や最大のリベラル発言者、杉尾秀哉51才(TBS論説委員→TBS)リベラル、鳥越俊太郎64才(毎日新聞→EX)リベラル露出大、嶌信彦66才(毎日新聞記者→TBS)リベラル、池上彰58才(NHK記者→TBS)リベラル、岸井成格64才(毎日新聞解説委員→TBS)、岩見隆夫73才(毎日新聞解説委員→TBS)怪しいリベラル
加藤千洋60才(朝日新聞編集委員→EX)リベラル、一色清氏52才(朝日新聞編集委員→EX)力不足ないし保守、轡田隆史72才(朝日新聞論説委員→EX)心意気だけリベラル、大谷昭宏63才(読売新聞記者→EX)リベラル、星浩53才(朝日新聞編集委員→EX) リベラル?保守?
安部俊孝?(→CX)、田崎史郎58才(時事通信解説委員→CX)リベラルの顔をしてかなりの保守、春川正明(読売TV解説委員→NTV)、


(参照報道関連番組)
EX:報道ステーション朝まで生テレビ、報道発ドキュメンタリー宣言、SuperJチャンネル
TBS:NEWS23、朝ズバッ!、水曜ノンフィクション、テレビってヤツは、イブニングファイブ
CX:ニュースJAPAN報道2001、とくダネ!(FNNスーパーニュース)サキヨミ
NTV:NEWS ZERO情報ライブミヤネ屋
NHKニュースウオッチ9(ニュースセンター9時)

意見に共感ができるコメンテーターランキング 2008年10月23日

gooランキング http://ranking.goo.ne.jp/ranking/022id/comment_talent/
鳥越俊太郎* 2 高木美保46才(俳優→CX) 3 櫻井よしこ63才(米国新聞記者→NTVキャスター→CX) 4 やくみつるテリー伊藤室井佑月眞鍋かをり宮崎哲弥46才(評論家→NTV、EX) 9 森永卓郎 10 浅井慎平 11 ピーコ 12 荒俣宏 13 石田衣良 14 勝谷誠彦48才(記者→NTV) 15 三宅久之78才(政治記者→EX) 16 デーブ・スペクター 17 香山リカ 18 マツコ・デラックス 19 大谷昭宏* 20 有田芳生 21 八代英輝 22 ウエンツ瑛士 23 榊原英資67才(官僚→経済評論家→EX)24 大沢啓二 25 住田裕子 26 江本孟紀 27 山崎バニラ 28 北川正恭 29 諸星裕 30 浅井信雄

筑紫哲也氏は本当に賞賛すべきジャーナリストだったのか(上杉隆

ダイアモンドオンライン 週刊上杉【第53回】 2008年11月13日
http://diamond.jp/series/uesugi/10053/

「硬骨漢のジャーナリスト」、「弱者の味方」という言葉が躍り、文字通り、絶賛の嵐である。−だが、正直に告白すれば、筆者にはどうしてもその種の報道がしっくりこない。−厳しい仕事ではあるが、その実績については、是々非々で検証されるべきであろう。それが却って、筑紫氏の功績を輝かせることに繋がると筆者は信じる。

(1)月刊誌『現代』(2003年2月号)の記事(「寡黙なカリスマへの大いなる疑問 筑紫哲也はニュース番組を迷走させる」)の中で、筑紫氏の反論が必要となって、電話取材で話を聞いたことだ。
 「『君臨すれども統治せず』というのが、番組開始以来の私の一貫した姿勢です」
 当時、筆者にこう語った筑紫氏だが、まさしくこの言葉こそ、筑紫氏の目指してきた報道番組の精神を指し示すものである。

 正しい意味でのニュースキャスターはまだ日本には存在しなかった。−世界のジャーナリズムの常識から言えば、“キャスター”や“アンカーパーソン”といった言葉が示す通り、編集権を持ったジャーナリストのみが、番組の「錨」となることが認められている。そうしたキャスターがラインナップを決めることで、自身の主張を発信する、と視聴者には見られていた。

 その言に従えば−当時は、筑紫氏が唯一の「ニュースキャスター」ともいえただろう。にもかかわらず、強力な編集権を持つはずのキャスターにしては、筑紫氏は少し遠慮しすぎていたように思えた。

 結果として、それが報道番組とは言いがたい、日本特有の「ニュース番組」の乱立を許す結果になってしまったのではないか。


(2)〈ジャーナリストとして何を見、何を見ないかがむずかしいことを彼はわきまえてはいたが、ほとんど自動的に肩書と地位のある人たちを信用していた。それはスーパースターになってしまったジャーナリストにつきまとう、大変な危険であった。(『メディアの権力』デイビッド・ハルバースタム サイマル出版会
 筑紫氏の訳したハルバースタムの言葉は、結局、晩年の彼自身に当てはまりはしなかったか。


 筑紫氏の功績は揺るがない。だからこそ、負の部分にも焦点を当てることが必要なのだ。それが筆者を始め、後に続くジャーナリストたちにとっての最高の教材になるはずだ。筑紫氏のジャーナリストとしての仕事を認めるならば、日本のメディア、とくに朝日新聞とTBSには、是々非々の検証が求められているのではないか。

田原総一朗の言葉の軽さ(天木直人

天木直人メールマガジン 2009年2月26日発行 第0075号

言論人としての田原総一朗の最大の問題点は、辛口評論家佐高信によれば、その言説の無節操さである。彼には定まった主義主張はない。時流に乗った人物や話題に飛びついて自分を売り込む、そういうメディア業界人に過ぎない。それがメディアを取り仕切っているところが問題だという。

 私もそう思う。実際のところ彼の発言の不誠実さを示す言動は枚挙にいとまがない。その中でも取っておきの記事を私はファイルに残している。それは自らの連載である週刊朝日の「田原総一朗のギロン堂」(昨年12月5日号)の中で述べられていた「残されたゆえに背負う『反戦』の使命」という記事である。
 ちょうど筑紫哲也がガンでなくなった直後だった。同じく共産党上田耕一郎テレビマンユニオンの村木良彦もあい前後して亡くなった頃だ。彼はこの三人をしのびながらこう言っていた。

 「取り残されたのだから、逆に使命感を覚えないわけにはいかない。戦争と敗戦を知っている人間として、戦争の残忍さ、バカバカしさは何といっても若い世代に伝えなければならない・・・」。そう言って、憲法9条は素晴らしい、あのような戦争は二度とやってはいけない、というこれら三人の遺志を、田原総一朗は引き継いでいくと宣言しているのである。

 その言やよし。今後の言動で彼がそれを実践していくのなら私は歓迎する。 しかし彼のこれまでの言動は反戦だったか。安保体制を基軸とした戦後の日本の政治を考えた時、反戦活動をすることはすなわち反体制を意味する。反体制を貫くことの厳しさと重さを、これまでの田原総一朗は理解し、共有していただろうか。反体制の立場に立って言動していたというのか。いとも簡単に「反戦の使命を背負っていく」と言ってしまうところが田原の軽さと厚かましさである。

 そして私は再び田原総一朗の言動のあまりに軽さを目撃した。週刊現代で連載されている「霞ヶ関大研究」の第4回目(3月7日号)は「日本の北朝鮮外交はなぜアメリカに裏切られたのか」であった。その中で彼はいとも簡単にこう言ってのけている。

 ・・・5年前、ブッシュ政権がはじめたイラク戦争に対して、私自身『北朝鮮から日本を守ってくれるのは、アメリカしかいない』という理由で、小泉首相の『イラク戦争支持表明』に賛成の論陣をはり、日米同盟の重要性を訴えてきたイラク戦争のその後の経過に、率直にいうと、この間の言論人としての責任を痛感せざるを得ないとの思いを常に背負ってきたし、それについての論評を、自己検証を目的にいくつも書いてきた・・・
 
 驚くべき発言だ。こんな簡単に誤りを認めていいのか。日本の国論を真っ二つにしたあのイラク戦争について、週刊誌の中でさらりと述べて自らを免責しようとする無責任さ。そのあまりの軽さと節操のなさにはただあきれ返るほかはない