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バンド・オブ・ブラザース太平洋戦争版(2010)HBO

原題:The Pacific 製作:HBO Films、DreamWorks SKG、Playtone 全10話(60分×10回) 製作:トム・ハンクススティーヴン・スピルバーグ、GaryGoetzman アメリカ放映:2010年3月より 制作費:1億5000万ドル
原案:米海兵隊員ユージン・スレッジの回想録「ペリリュー・沖縄戦記」
監督:Timothy Van Patten(1,7,9話)、David Nutter(2,8話)、Carl Franklin(5話)、Tony Ton(6話)、Jeremy Podeswa(3,10話)、Graham Yost(4話)
脚本:Bruce C. McKenna 、Michelle Ashford、Graham Yost、George Pelecanos、Robert Schenkkan
…「バンド・オブ・ブラザース」のスティーヴン・スピルバーグトム・ハンクス、HBO共同製作による太平洋戦争の海兵隊の苦闘と苦悩を描いた制作費約1億5000万ドルの大作戦争TVドラマ。原案ではペリリューと沖縄での戦闘体験のみが書かれており、米兵の精神的苦悩、硫黄島での戦闘、休暇中の女性との恋愛などは番組製作者が他の素材と合わせて加えたものと思われる。原案にはペリリュー島で主人公が日本兵の金歯をナイフで穿り取り収集する場面や、日本兵の死体を見ても何も感じない一方、米兵の死体を見るにつけ日本兵への憎しみがつのる様子などが書かれている。沖縄の民間人を殺害する場面などもある模様。保坂正康は原案体験記を高く評価し日本兵からこうした内省的な回想記が一つも出ていない事を残念がっている。
→HBO公式HP=http://www.hbo.com/the-pacific/index.html
→予告編:YouTubeニコニコ動画にあり

出演:主人公は4人の海兵隊

  • James Badge Dale(Robert Leckie)記者だったが真珠湾の後志願する、豪州女性と恋愛、グロスター戦闘で精神に異常、ペリリュー戦闘で負傷する、1等兵
  • Jon Seda(John Basilone)軍曹、ガダルカナル戦闘で活躍、本国で戦債の宣伝をする、訓練基地でレナと恋愛、硫黄島で戦死。
  • Joe Mazello(Eugene Sledge)回想記の著者、体が悪く遅れて志願、ペリリュー戦闘で精神に異常、沖縄戦で民間人殺害で苦悩、戦後は生き残った事を後悔する、1等兵、=原案と多少異なる、実在のSledgeは戦後大学教授になっており、戦後早い時期から回想記を準備している。
  • Ashton Holmes(Sidney Phillips)番組に本人が出演、真珠湾の後志願、ガダルカナル、ペリリュー、沖縄戦に参加、1等兵、
  • Sidney Phillips:本人、回想を語る場面で登場?
  • 日本人役:Yoshi Ando(?)Yutaka Izumihara(日本兵)Boni Yanagisawa(沖縄の女)

天木直人氏の未見での感想(2010年04月02日)

トム・ハンクスの作った映画「ザ・パシフィック(太平洋)」の功罪

(前略)私が思うこの映画の功罪はこうだ。
 反戦を訴えるものであればそれを評価する。戦争の根底に人種間の不信・差別があるのも事実だろう。しかし人種差別を使って反戦を訴えるのは得策ではない。不要な議論を巻き起こすからだ。反戦はストレートに行うのがよい。いかなる戦争も認められない、人間性の否定だ、と単純、明快に否定すればいいのだ。

戦争に批判的なこのドラマを叩くアメリカ右派を賞賛する日本の産経新聞(古森)

日米戦争「人種」原因論で物議(産経新聞 2010年4月2日)
=以下では全ての事柄を軍事強国礼賛・日米同盟強化に結び付けたい日本の右派新聞の記事。このドラマは第二次世界大戦を「偉大な世代」が「正しい戦争」を戦ったと記憶するアメリカの大多数(右派だけではなくそれが一般的)を刺激したようだ。しかしトムハンクスの言うように特に日本と戦った太平洋戦争には強い人種差別(米人の日本人蔑視、日本人を人と見ない傾向)があったの事実であり、アメリカ兵が文字通り虫けらのように日本兵を殺したのも確かだ。観客の立場で言えば同じように経験者に取材し事実に忠実につくったこのドラマの欧州戦線版(バンドオブブラザース)と比べれば明らかだろう。
 この作品はだからこそ意味がある。同時に若い日本人観客は如何に自分たちが人扱いされていなかったを「発見」し驚くだろう。だがそこから戦争の真実が見えてくるのではないか?、今度は当時日本人がアメリカ人をなんと呼んだかを思い出しその意味をかみしめるべきだろう。「鬼畜米英」それは宣伝文句でも冗談でもない。

トムハンクス氏の最近の発言が物議をかもした。日米戦争の原因についての歴史認識だった。

 「第二次大戦ではわれわれは日本人を異端の神を信じる黄色の、目のつりあがったイヌたちだとみなした。彼らはわれわれを生活方式が異なるという理由で殺そうとした。われわれもまた彼らが自分たちと異なるという理由で殲滅しようとした。こんな実態は現在、進行中の(戦争の)状況にもあてはまるのではないか」

 「われわれ」というのは当然、往時の米国民一般という意味である。米国と日本が戦争をした原因は両国民の人種偏見(レーシズム)だったというのだ。そして米側の人種偏見はいまのアフガニスタンでの対テロ戦争でも、イラク民主化の戦いでも、同じ要因になっていると主張するのである。もちろんハンクス氏自身はそんな偏見を非難する立場をとる。

 この大胆な発言の契機は同氏が制作した映画「ザ・パシフィック(太平洋)」だった。ミニシリーズと呼ばれる10回連続のこの作品は映画チャンネルのHBOテレビで3月14日から週1回の放映が始まった。太平洋での米軍と日本軍との死闘を米側の視点で描いたドキュメンタリー・フィクションである。数冊の米軍将兵回顧録をもとに、3人の海兵隊員が主人公とされた。偏見を強調するためか映画では米兵たちが使っていた「ジャップ」の蔑称が頻発される。

 この映画には著名な監督のスティーブン・スピルバーグ氏も共同制作者となっていた。同氏もハンクス氏も政治的にはハリウッドを代表する民主党リベラル派である。だからオバマ大統領は医療保険改革で超多忙の3月中旬、ホワイトハウスでわざわざ試写会を催した。その試写前にタイム誌がカバーストーリーとしてこの映画を取り上げ、ハンクス氏に取材した中で前述の発言が出たのだった。

 保守派や中道派とされる側からの反発は敏速で激しかった。米国でも自国の非をことさら拡大するのがリベラル派の特徴とされるが、ハンクス発言に対してはまず著名な軍事史研究学者のビクター・D・ハンソン元カリフォルニア州立大学教授が「太平洋戦争の原因はあまりに多様なのに、人種的敵対が最大要因だと主張するのは幼稚にすぎる」と述べ、第一次大戦日露戦争では日米両国の仲が緊密だった歴史を強調した。

 FOXテレビの人気コメンテーターのビル・オライリー氏も「私の父も海軍の軍人だったが、日本人の信仰や外見になんの悪意も抱かず、ただパールハーバーを奇襲されたから戦ったと語っていた」と述べた。歴代共和党政権の高官を務めたリチャード・パール氏も「米国がいまテロ対策や民主化のためにアフガニスタンイラクで続けている戦いを『イスラム教徒への人種偏見による絶滅作戦』だなどとはとんでもない」とハンクス発言を酷評した。

 政治的にはまったく中道の映画評論家のパトリック・ゴールドスタイン氏もハンクス氏を「突然、正常な軌道を外れ、無謀な政治活動家となった」と批判し、とくに米国一般に「偉大で聖なる戦争」とされる太平洋戦争を現在の対テロ戦をけなすための材料に使うのは錯乱だとまで断じた。

 さて突然、燃え上がったこの論争や、その原因となった映画がいまの日米同盟に負の影響を及ぼさないことを願うところだ。(ワシントン駐在編集特別委員・古森義久

あらすじ(公式サイトシノプシス

プロット:A 10-part mini-series from the creators of "Band of Brothers" telling the intertwined stories of three Marines during America's battle with the Japanese in the Pacific during World War II.


第1話:ガダルカナル真珠湾攻撃の直後、海兵隊の軍曹バジロは太平洋の日本軍と対峙するため出航する用意をする。一方駆け出しの記者のレッキーは海兵隊に志願する。スレッジは心臓が悪く入隊できず、その友人で訓練キャンプに行くフィリップを見送る。真珠湾攻撃8ヶ月後レッキーとフィリップのいる第1海兵師団はガダルカナルへ飛行場の防備と日本軍の反攻に備えて上陸する。


第2話:バジロ:バジロのいる第7海兵隊師団はガダルカナルを守る第1海兵師団の増援に配置される、そこにはレッキーがいる。彼らは飛行場を守りバジロは日本軍の夜襲への反撃で活躍するが、恐ろしい経験をする。4ヶ月の戦闘の後疲弊し病者の出た第1海兵師団は戦場を去る。


第3話:メルボルンガダルカナルの4ヶ月の戦闘で戦闘で肉体的にも精神的にも疲弊した、レッキーとバジロはメルボルンで休養をとる。オーストラリア人は彼らを歓迎し救いの主として迎える。海兵隊の仲間は飲んで騒いだがレッキーはオーストラリア人女性と深くつきあい、そのギリシャ系の家族とも仲良くなる。ところがバジロは名誉勲章を与えられ戦債募集のためアメリカに帰るよう軍から求められる。


第4話:グロスター・パヴヴ・ムバニカ:体の悪かったスレッジはどうにか海兵隊に入隊しエリオット基地で訓練を受ける。海兵隊第1師団は日本軍の支配するニューブリテン島のグロスター岬に上陸する。レッキーは日本軍と戦うが次第に蒸し暑いジャングルそれ自体がもう一つの敵だとわかる。レッキーはグロスター岬の戦闘に生き残り神に見捨てられたようなパヴヴの駐屯地に帰還するが、次第に戦闘の肉体的・精神的影響を示しはじめ、ムバニカの海軍病院に精神状態の治療のため移される。


第5話:ペリリュー上陸:有名人になったバジロは戦債宣伝のキャンペーンのためアメリカ横断の旅をする。パヴヴでは第5海兵隊師団が第1海兵隊師団と再編成されスレッジ、レッキー、フィリップが再会する。師団のペリリュー上陸でスレッジは最初の戦闘を経験する。レッキーらは、ペリリューの強固に守られた入り組んだ海岸で日本軍の頑強な抵抗にあう。


第6話:ペリリューの飛行場:華氏115度(46℃)にもなる蒸し暑さときれいな水のない状態に負けず、スレッジやレッキーは強固に守りを固めている日本軍と対峙する。日本軍は飛行場を奪取しようとする。レッキーは戦友の酷い負傷に立ち会った直後自らも負傷しペリリュー島から去る。スレッジは生き残って戦い続けるのに時に何が必要かという衝撃的な事実を目撃する。


第7話:ペリリューの丘:スレッジは「スレッジハンマー」とあだ名され頼りにされる、海兵隊は、最後の一人まで(死ぬまで)戦う決意のペリリューの日本軍と戦い続ける。それまで尊敬していた指揮官の混乱や、日米双方の想像もできぬ野蛮さを目撃し、スレッジは道徳的な崩壊の淵に立たされる。最後にはアメリカ軍が勝利し、海兵隊はパヴヴに帰還するがペリリューの戦闘経験が彼らを根底から変えていた。


第8話:硫黄島:バジロは戦債募集の宣伝という自分の役目に不満が募り、海兵隊に戦闘に戻りたいと告げる。ペンドルトン基地でバジロは最初は気の進まない様子だった女性マリーネ・レナ・リッジとのあわただしい恋愛を経験する。しかし2人はそれがつかの間の経験だと知っていた、バジロはすぐに硫黄島に上陸する部隊に加わる。(バジロは硫黄島で戦死する)


第9話:沖縄:1ヶ月以上もの沖縄の戦いの後、スレッジと第1海兵師団の残りは、沖縄でもっとも頑強な抵抗を続けている場所の日本軍と戦闘をしている陸軍部隊の増援に送られる。そこには市民がおりそのための倫理的なジレンマから、スレッジたちは肉体的・精神的なものすごい緊張を強いられる。


第10話:帰郷:日本の降伏後、レッキーは傷が直り病院を退院し故郷に帰る。スレッジはアラバマに帰り家族と再会する。フィリップとレナはバジロの故郷を尋ねその家族と印象深い出会いをする。レッキーは彼の以前の仕事(記者)に戻り戦後の生活を始め、新しい友人と出会う。しかしスレッジはなぜ自分が無傷で戦争を生き残ったのか納得できず、戦後の生活に慣れるには更に時間が必要だった。

あらすじ原文

Episode 1: Guadalcanal/Leckie 放映:14 March 2010
In the immediate aftermath of the Japanese attack on Pearl Harbor, Marine Sgt. John Basilone prepares to ship out and confront the enemy somewhere in the Pacific, while budding journalist Robert Leckie enlists in the Marine Corps. Eugene Sledge, unable to enlist because of a heart murmur, says farewell to his best friend, Sidney Phillips, who is about to leave for boot camp. Exactly eight months after Pearl Harbor, the 1st Marine Division, including Leckie and Phillips, lands on Guadalcanal in order to secure its strategically vital airfield and prepare for the inevitable counterattack.


Episode 2: Basilone 21 March 2010
Basilone and the 7th Marines arrive on Guadalcanal to reinforce Leckie and the rest of the 1st Marine Division as they continue to defend the crucial airstrip. Basilone plays a key role in repelling a nighttime Japanese attack, but suffers a frightful personal loss. After four months of continuous action, the exhausted and disease-ridden members of the 1st Marine Division are evacuated off the island.


Episode 3: Melbourne 28 March 2010
Physically and mentally debilitated after the four-month ordeal on Guadalcanal, Leckie, Basilone and thousands of their comrades land in Melbourne, where they are greeted by adoring crowds and viewed as the saviors of Australia. While his buddies carouse, Leckie becomes deeply attached to an Australian woman and her first-generation Greek family. Meanwhile, Basilone is awarded the Medal of Honor and is asked to return home to help sell U.S. war bonds.


Episode 4: Gloucester/Pavuvu/Banika 4 April 2010
Finally enlisted as a Marine, Sledge trains for combat at Camp Elliott. The 1st Marine Division lands at Cape Gloucester on the Japanese-held island of New Britain. As Leckie and the other Marines battle the Japanese, they quickly realize that the more ominous enemy is the smothering jungle itself. Having survived Gloucester and stationed on the godforsaken island of Pavuvu, Leckie begins displaying the physical and mental effects of combat and is sent to a naval hospital on nearby Banika for psychiatric observation.


Episode 5: Peleliu Landing 11 April 2010
Basilone's celebrity grows as he travels across the country on the war bonds tour. On Pavuvu, Sledge, assigned to the 5th Marines, 1st Marine Division, is briefly reunited with Phillips and Leckie rejoins his company. Sledge then gets his first taste of combat as he, Leckie, and the rest of the 1st Marine Division meet fierce Japanese resistance while landing on the intricately and heavily defended coral island of Peleliu.


Episode 6: Peleliu Airfield 18 April 2010
Despite the suffocating 115-degree heat and a lack of clean drinking water, Sledge, Leckie and the other Marines confront the highly-fortified enemy as they attempt to capture the Peleliu airfield. After seeing his comrades badly injured, Leckie himself is wounded and evacuated from the island. Sledge witnesses the shocking truth about what is sometimes required to survive and fight another day.


Episode 7: Peleliu Hills 25 April 2010
The Marines, including the newly christened “Sledgehammer,” continue the battle of Peleliu against an enemy determined to fight to the last man. Devastated by the loss of a revered leader, and witnessing unimaginable barbarity on both sides, Sledge veers to the very edge of moral collapse. Their objective finally secured, the Marines return to Pavuvu fundamentally changed by their experience on Peleliu.


Episode 8: Iwo Jima 2 May 2010
Increasingly frustrated by his role campaigning for war bonds, Basilone convinces the Marines to allow him to train troops headed for combat. Transferred to Camp Pendleton, he enjoys a whirlwind romance with an initially reluctant female Marine, Lena Riggi. But the couple know they are living on borrowed time, as Basilone is soon to take part in the Marine landing on Iwo Jima.


Episode 9: Okinawa  9 May 2010
After battling across the island of Okinawa for over a month, Sledge and the rest of the 1st Marine Division are ordered to relieve an Army division that has been in combat against the most strongly defended Japanese position on the island. The primordial conditions and the moral dilemma posed by the presence of civilians put tremendous strain on the physical and psychological endurance of Sledge and the other Marines.


Episode 10: Home 16 May 2010
After the Japanese surrender, Leckie, healed from his wounds, leaves the hospital and returns home, while Sledge heads back to Alabama to be reunited with his family and Sid Phillips. Lena visits Basilone's home and has an emotional meeting with his family. Leckie adjusts to post-war life by resuming his old job and starting a new relationship, but for Sledge, unsure why he survived the war seemingly unscathed, adjustment will require more time.

原作:「ペリリュー・沖縄戦記」 ユージン・スレッジ

講談社学術文庫 2008 →他に「泥と炎の沖縄戦」 E.B.スレッジ 琉球新報社, 1991 =同じ本の抄訳版
原題:WITH THE OLD BREED : At Peleliu and Okinawa、Presidio Press, NewYork, 1981 著者:Eugene Bondurant Sledge(1923-2001)
私はアメリカ第一海兵師団第五連隊第三大隊K中隊の一員として、中部太平洋にあるパラオ諸島ペリリュー島と、沖縄の攻略戦に参加した。本書はその訓練期間と戦場における体験を記したものである。(中略)一人として無傷で帰還することはできなかった。多くは生命を、そして健康を捧げ、正気を犠牲に捧げた者もいる。生きて帰ってきた者たちは、記憶から消し去ってしまいたい恐怖の体験を忘れることはできないだろう。しかし彼らは苦しみに耐え勤めを果たした。翻刻の安全が保たれそこで暮らす人々がいつまでも平和を享受できるように。払った犠牲はあまりに大きかった(本書「はしがき」より)

「戦争は野蛮で、下劣で、恐るべき無駄である」。硫黄島に匹敵する損害率を記録した一九四四年秋のペリリュー島攻略戦、そして四五年春の沖縄上陸戦。二つの最激戦地でアメリ海兵隊の一歩兵が体験した「栄光ある戦争」の現実とは?敵味方を問わずおびただしい生命を奪い、人間性を破壊する戦争の悲惨を克明かつ赤裸々に綴る、最前線からの証言。

海兵隊階級)

大将 General (GEN)
中将 Lieutenant General (LTG)
少将 Major General (MG)
大佐 Colonel (COL)
中佐 Lieutenant Colonel (LTC)
少佐 Major (MAJ)
大尉 Captain(CPT)
中尉 First Lieutenant (1LT)
少尉 Second Lieutenant(2LT)
軍曹 Sergeant (SGT)
伍長 Corporal (CPL)
一等兵 Private First Class (PFC)
二等兵 Private(PV1)