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沖縄スパイ戦史(2018)戦争ドキュメンタリー

メディア:映画 上映時間:114分 製作国:日本 配給:東風 初公開:2018/07/28
監督:三上智恵大矢英代
音楽:勝井祐二
協力:琉球新報社沖縄タイムス
製作協力:沖縄記録映画製作を応援する会
製作:DOCUMENTARY JAPAN、東風、三上智恵大矢英代
配給:東風
2018/日本/DCP/114分/ドキュメンタリー
公式サイト:http://www.spy-senshi.com/


第二次世界大戦末期の沖縄戦の真実に迫ったドキュメンタリー映画沖縄スパイ戦史」(三上智恵大矢英代 共同監督作品)公開〔7/28(土)〜、東京・ポレポレ東中野
 第二次世界大戦末期の沖縄戦の真実に迫ったドキュメンタリー映画沖縄スパイ戦史」が、7月21日から沖縄・桜坂劇場で先行公開された後、同28日から全国公開される。
ふたりのジャーナリストが迫った沖縄戦の最も深い闇。
少年ゲリラ兵、戦争マラリア、スパイ虐殺……
そして、ついに明かされる陸軍中野学校の「秘密戦」とは?


戦後70年以上語られなかった陸軍中野学校の「秘密戦」、明らかになるのは過去の沖縄戦の全貌だけではない••••••――。
 第二次世界大戦末期、米軍が上陸し、民間人を含む24万人余りが死亡した沖縄戦
 第32軍・牛島満司 令官が降伏する1945年6月23日までが「表の戦争」なら、北部ではゲリラ戦やスパイ戦なと「裏の戦争」が続いた。
 作戦に動員され、銃を持ち故郷の山に籠もって米兵たちを翻弄したのは、まだ10代半ばの少年たち。
 彼らを「護郷隊」として組織し、「秘密戦」のスキルを仕込んだのが日本軍の特務機関、あの「陸軍中野学校」出身のエリート青年将校たちだった。
 1944年の晩夏、大本営が下した遊撃隊の編成命令を受け、42名の「陸軍中野学校」出身者が沖縄に渡った。
 ある者は偽名を使い、学校の教員として離島に配置された。
 身分を隠し、沖縄の各地に潜伏していた彼らの真の狙いとは。
 そして彼らがもたらした惨劇とは……。

「散れ」と囁くソメイヨシノ 「生きろ」と叫ぶカンヒザクラ
 長期かつ緻密な取材で本作を作り上げたのは、二人のジャーナリスト。
 映画『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』『標的の島 風(かじ)かたか』で現代の闘いを描き続ける三上智恵と、学生時代から八重山諸島の戦争被害の取材を続けてきた若き俊英、大矢英代
 少年ゲリラ兵、軍命による強制移住マラリア地獄、やがて始まるスパイ虐殺……。
 戦後70年以上語られることのなかった「秘密戦」の数々が一本の線で繋がるとき、明らかになるのは過去の沖縄戦の全貌だけではない••••••。
 映画は、まさに今、南西諸島で進められている自衛隊増強とミサイル基地配備、さらに日本軍の残滓を孕んだままの「自衛隊法」や「野外令」「特定秘密保護法」の危険性へと深く斬り込んでいく。