ジョーカー・ゲーム(2014)戦争設定の娯楽利用

＝戦時下のマカオと思われる南国の中国人都市を舞台に、イギリス軍スパイと原爆の設計図を巡る争奪戦をアクションで描く純粋娯楽映画、時期・主人公は明確だが戦争の背景は全く語られない。マカオの町の人々の描写は街角に「日本人鬼」などの張り紙がある程度でまったくない。設定は娯楽目的以外何もない。
107分　日本　配給：東宝　公開：2015/01/31　ジャンル：スパイアクション
監督：入江悠　原作：柳広司「ジョーカー・ゲーム」　脚本：渡辺雄介
出演：
亀梨和也（嘉藤次郎・主人公）主人公、陸軍兵士だがスパイになる、マカオで原爆の設計図を奪うため跳んだりはねたり、する。
深田恭子（リン）マカオ在住の日本人の金目当ての独立スパイ、結果的に亀梨に協力して跳んだりはねたりする。
伊勢谷友介（結城）D機関の指揮官、陸軍将校
小澤征悦（神永）D機関の教官
リチャード・アイザック・モス（アーネスト・グラハム）イギリス軍将校、亀梨を捉えていたぶる
田口浩正（矢島中佐）D機関をいたぶる悪役
嶋田久作（武野大佐）悪役をいたぶる悪役

【解説】第二次大戦前夜に元スパイの将校が設立した秘密組織“Ｄ機関”の暗躍を描いた人気作家・柳広司の同名連作短編集を映画化したスパイ・アクション。主演の亀梨和也の人気目当ての映画、共演に深田恭子で色を添える。
　上官の命令に背き、軍法会議で死刑を宣告されたその青年は、命を落とす直前に結城と名乗る謎の男に助けられる。結城の目的は、彼が設立したスパイ養成学校“Ｄ機関”に青年をスカウトすることだった。青年は過酷な訓練を経て、やがて“嘉藤”という名を与えられると、ついに初めてのミッションを命じられる。それは、国際都市“魔の都”に駐在する米国大使グラハムが隠し持つ、世界を揺るがす機密文書“ブラックノート”を奪い取れというものだったが…。
オフィシャル・サイト＝http://jokergame-movie.com/