『日本鬼子 リーベンクイズ』上映会
撫順の奇蹟を受け継ぐ会東京支部戦後70年企画『日本鬼子 リーベンクイズ』〜日中15年戦争・元皇軍兵士の告白〜
生体実験、強姦、試し斬り、拷問、人間地雷探知機、細菌化学兵器、井戸に落とした母子めがけて手榴弾を投げ込んだ・・なぜ?・・彼らが語る自らの体験とは!
日時:2015年3月21日(土)
場所:日比谷図書文化館 コンベンションホール地下1階
開場:12:30 開始:13:00 映画上映:13:10
〜休憩〜
監督のトーク:16:00〜16:30終了予定
参加費:1000円(※会場200席)
主催:撫順の奇蹟を受け継ぐ会東京支部 連絡先:momohira2@docomo.ne.jp
後援:「再生の大地」合唱団、「撫順」から未来を語る実行委員会、日中友好協会杉並支部、日中友好協会板橋支部
映画『日本鬼子 リーベンクイズ』(2000)
監督・製作:松井稔 出演:土屋芳雄・永富博道他 時間:160分 製作年:2000年
1931年の満州事変から第二次世界大戦で日本が敗戦するまで、日本軍が中国に対して行った侵略行為を、加害者である元兵士たちの証言によって検証する長篇ドキュメンタリー。監督は「東京交差点1 漂流」の松井稔。撮影を小栗謙一が担当している。2001年アトロイ国際映画祭シルバー・ドルフィン賞受賞、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭特別賞受賞、第51回ベルリン国際映画祭正式出品作品。
松井稔監督談(季刊『中帰連』17号より抜粋)
この映画は、日本が本格的な侵略戦争を開始した1931年の満州事変から日本の敗戦までの日中15年戦争の軌跡を辿りながら、中国大陸で侵略戦争の実行者となった元皇軍兵士14人の貴重な加害体験(戦争犯罪)の証言により、戦争と人間の真実を追究したものである。・・・歴史を歪めたり、隠したりすることは次の戦争を生み出すことに繋がる。何をされたかではなく、何をしたかという加害の側面に目を向けない限り、戦争の実態、そこにおける人間の脆弱さと恐ろしさ、異常と狂気は見えてはこない。加害の事実を直視し、認識することが、ほんとうの戦争を知ることであり、そこに再び過ちを繰り返さぬための歴史の教訓が存在する。