パレスチナの平和に何が必要か?大手メディアでは伝えられない事
ガザ境界の封鎖解除必要/国連機関職員の羽隅さん(共同通信 2009年1月24日)
【ガザ市24日共同】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員の羽隅温子さん(35)が23日、パレスチナ自治区ガザ市で共同通信の取材に応じ、イスラエル軍の大規模攻撃を受けたガザの復興のため「イスラエルが境界封鎖を解除することが必要だ」と語った。
羽隅さんによると、攻撃で学校、病院など国連施設だけで53カ所が被害を受け、公共施設の修復や破壊された住宅の再建が急務。「物資が入らないと再建は進まない。日本を含む国際社会がイスラエルに境界の全面再開を働き掛けてほしい」と語った。
ガザの境界を管理しているイスラエルは2007年から封鎖を強化。羽隅さんは「コンクリートなど建設資材がないため建設事業は停止し、住民の失業や困窮を招いていた。今回の攻撃は状況をさらに悪化させた」と指摘した。 羽隅さんは、訪問調査をしたことがある一般住民の自宅が今回の攻撃で完全に破壊されたのを見て「ショックを受けた」という。
→(佐賀新聞、東奥日報2009年1月24日などに掲載)
オバマのしていること1
ベイルートに身を置くハマス・スポークスマンのウサマ・ハムダン氏はアルジャジーラTVのインタビューに対して次のように答えた。「オバマの発言はイスラエルから見た視点だ。ブッシュと同じ過ちを繰り返すだろう」。
(JANJAN2009年1月24日 田中龍作 オバマ政権はパレスチナ政策をチェンジできるか)