田母神の本心（その後の週刊現代での衝撃的な発言）（追記）
田母神氏は番組後もメディアに登場し本心を述べている。それをこの番組にも出ていた元外交官の天木直人氏は「衝撃的だ」と表現している。
問題の田母神の発言：週刊現代2008年12月20日号「田母神激白 核武装宣言」
天木直人氏のブログ：http://www.amakiblog.com/archives/2008/12/08/
天木氏の要旨
- １田母神は2004年の訪中時に「日本は侵略していない」と言って、中国側を怒らせ交流を中止させた。外務省は一部始終の報告を受けていながら、田母神を譴責も更迭もせず、事なかれ主義で黙認した。
- ２田母神は日米同盟は＜欺瞞＞でありアメリカは日本を最終的には日本を守らないとし、日米安保条約を破棄し、核武装を含む日本の軍事的独立を主張している。これは自民党および政府にとっても、アメリカにとっても現在の体制を覆す大変な発言である。しかし日本国民にとっては日本の安全保障を考えるよい機会だろう。
- ３田母神は、日米同盟はアメリカの言いなりになっており、アメリカの好き勝手になっていると言っている。これを防ぐ方法は、日米の交渉内容を公開することだけだと言う。それだけで日本の世論は喚起され、日米交渉の内容に世論が反対すればアメリカはけして逆らえない。
- ４天木は田母神の歴史認識を完全におかしいと批判しているが、「日米安保に関する交渉内容を公開し、日本の世論を喚起することで、日米安保はアメリカのいいなりから脱却できる」に完全に同意している。
感動したこと＝天木直人氏のブログでの結論：「米国から軍事的に自立できる唯一の方策は、憲法９条を日本の安全保障政策とすることだ」
＝＞完全に同意ですね。
