zames_makiのブログ

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裁判員制度を広報するテレビ番組

裁判員制度』理解の一助に 各局で関連番組(東京新聞 2008年12月5日)
 裁判員に選ばれたらどうしよう−。先月二十八日に候補者通知が発送され、来年五月スタートの裁判員制度が現実味を帯びてきた。ニュース報道は連日盛んだが、テレビ・ラジオでは、模擬裁判のドキュメンタリーや、レギュラーの解説番組など、さまざまな手法で制度の紹介や、問題点の指摘を始めている。こうした番組は、市民の不安をぬぐう一助になるか?(石原真樹)

1NHKは、12月6日午後7時半から「裁判員制度がはじまる 今夜とことん考えます」
=看板番組の「NHKスペシャル」と「日本の、これから」を連動させた三時間の企画。「Nスペ」では模擬裁判で裁判員役を務めた市民を追うドキュメンタリーを放送、それを踏まえ「日本の〜」で、土本武司・白鳥大法科大学院長ら有識者と市民が、制度をめぐって議論を展開する。ドキュメンタリーは、裁判員の抱く葛藤(かっとう)を等身大に感じてもらおうとの狙い


文化放送は10月から、10分間の解説番組「あなたも私も裁判員裁判員制度の基礎知識』」(土曜午前6時5分)を放送している。
 同局はことし五月、特別番組で実際に死刑が執行される瞬間の音を放送、大きな反響を呼んだ。「あなたも〜」はその延長線上との位置付けで、関根英生・報道制作部長は「一過性というラジオの弱点を考え、レギュラー番組に、と考えた」と話す。
 街頭インタビューや聴取者のはがきを基に、「裁判官と裁判員の判断が異なったらどうなるか」などを、鈴木純子アナウンサーが四宮啓・早大大学院教授に質問する形式。
 六日と十三日は、裁判所実施の模擬裁判を体験した鈴木アナが感じた疑問点を特集する。関根部長は「人々の『裁判員は、できれば断りたい』感覚をどれだけ薄れさせられるかが、制度を成功させる鍵。ラジオ局として、しっかり取り組みたい」と話す。


3このほか
報道番組の中で特集が組まれたり
連続ドラマ「相棒」(テレビ朝日)や「ジャッジ2〜島の裁判官奮闘記」(NHK)で映像化される