zames_makiのブログ

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鳩山民主党政権に期待すること(戦争関係について)

  • 0大方針:憲法に基づき平和主義で世界情勢に対処することを確認すること。自衛隊は軍隊ではなく最小限の自衛的軍事行動のみを行うことを確認すること。同時に自主性のある、平和主義の観点から、活動のほぼすべてが外交交渉で安全保障が行える事を明確にすること。そのような実績を作ること。自衛隊の海外への派遣は当面行う必要のないことを国内の議論として明確にし確認すること。
  • 番外:日清戦争以降の日本の行った戦争などの歴史認識について政府の認識を明確にし、村山談話を補足し、改めてアジア諸国への日本の侵略を明確にし、謝罪すること。同時にこれについて民主党内で議論を行い明確にすること。(渡辺周松原仁などの民主党歴史修正主義者を完全に沈黙させること)
  • 1:自衛隊のインド洋での燃料補給から速やかに撤退し、代わりに民生支援など非軍事的分野で日本が世界に貢献できることをはっきり示すこと。アメリカと協議しこうした日本の自主的な判断と行動がなんらアメリカの方針と相反しないことを確認すること。これを日本人・世界・アメリカ世論に明確に示すこと。
  • 2:ソマリア沖の海賊対策は海上保安庁主導で行うことを明言し実行すること。
  • 3:外務省の核密約文書を捜索公開し、自民党政権が国民を騙した悪行を明確にすること。その上でアメリカと非核3原則の堅持を確認し、法制化などなんらかの実質的な制度を作ること。同時に国内でアメリカの核兵器使用戦略について議論し、今では非核3原則がアメリカから見ても好ましく推進するべき方針であることを確認すること。
  • 4:核の傘の限界について国内で議論し、核兵器使用の制限・その限界性の言論を国際社会で高め、世界的に核兵器廃絶の運動を行うこと。特に北朝鮮DPRK)の持つ核兵器に対し、平和を維持には非軍事的対処でこそが重要である事を議論し、外交こそが最も有効な手段であることを示すこと。そのような外交交渉・政府対処を行うこと。
  • 5:沖縄の普天間基地の返還についてアメリカ政府と交渉し、再交渉の余地があることを明確にすること。中期の将来的には県外に移転すること。
  • 6:在日米軍へのおもいやり予算についてアメリカと交渉し、少なくとも段階的に削除すること。同時に自衛隊の予算についても従来の前年実績ベースではなく、何が必要か政治で議論した上で予算化すること。冷戦下で整備した対潜哨戒機など実態に合わない装備は削減・廃棄すること。巨額の財政赤字を踏まえ基本的に軍事予算を削減すること。
  • 7:憲法改正についての議論は当面(少なくとも2年間)凍結すること。
  • 8:閣僚の靖国神社参拝を禁止すること、同時に靖国神社の思想・その天皇中心主義(国家神道による国民の精神的支配)、軍国思想について批判を行い、平和主義的立場からの靖国神社批判を明確にすること。無宗教の新たな追悼施設を建設し、軍人・民間人を分けず、日本人・他国人を分けず、死亡者の顕彰は行わず追悼のみを行うこと。同時に旧植民地の人々、占領地地の人々への日本国および日本軍の悪行を明確にし公式に謝罪すること。必要ならそのための施設を建設すること。
  • 9:その意に反して「従軍慰安婦」とさせられた方々に改めて公式に謝罪し、賠償のための制度を作ること。慰安婦制度を含め、またその他の旧日本軍の行為に関して、いまだ公開されていない資料を公開し、研究者の研究と批判に対し前向きに対応すること。

(上記メモとして)