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<映画「二十四の瞳」のリメイク>

<映画「二十四の瞳」のリメイク>

壷井栄原作の「二十四の瞳」は数多くリメイクされてるが、その評価はいかがだろう?

1987年の松竹によるリメイクの映画評は良くない、また2000年以降のTVドラマリメイク作は著しく感興が劣る、それは時代の変化の為、原作の要素の為だろう。

一方1954年に木下恵介作が大ヒットした直後、1960年から80年までテレビ各局は何度もリメイクしてる、評判はよかったものと思われる。それらの差異と観客の受容(=歴史&戦争認識)を分析するにはもっと努力が必要だ。


(映画)

監督/脚本/主演
二十四の瞳1954 松竹 木下恵介木下恵介 高峰秀子
二十四の瞳1987 松竹 朝間義隆木下恵介 田中裕子 未見

(TVドラマ)
二十四の瞳1964  TX 木下恭三/田井洋子 香川京子 連続物30分×3か月
二十四の瞳1967  MBS 久松静児西沢裕子 亀井光代 連続物30分×6か月
二十四の瞳(第1部)1974  NHK 佐藤和也/田中澄江 杉田景子 連続物?×9日 
二十四の瞳(第2部)1976  NHK 佐藤和也/田中澄江 杉田景子 連続物?×9日 少年ドラマシリーズ
二十四の瞳1979  TBS ?/芹沢俊郎 島かおり 連続物30分×2か月

二十四の瞳1980アニメ フジ 実相寺昭雄田中澄江 声:倍賞千恵子 →LDあり

二十四の瞳2005 日テレ 大原誠/寺田敏雄 黒木瞳
二十四の瞳2013 テレ朝 田村直己/龍居由佳里 松下奈緒 語り;倍賞千恵子
二十四の瞳2022 NHK 吉田康弘吉田康弘 土村芳

 

<イタリアのWW2戦争映画>

<イタリアのWW2戦争映画>

イタリアのネオレアリズモ(Neorealismo)ではイタリアのレジスタンス(resistenza/partigiano)のナチへの抵抗を描く物が多く、WW2で枢軸国として戦ったイタリアを描かない、それは自国の戦争責任を隠す欺瞞的な理由であろう。その中でもWW2のイタリアを描く物、様々なレジスタンス物、ユダヤ人への弾圧を描いた物などがある

出典:ネオレアリズモ 岡田温司 みすず書房 2022

キーワード:戦争guerra Neorealism italy resistance 

〇日本公開済 無印:日本未公開

============
1945 〇無防備年 ロベルト・ロッセリーニ …ローマでレジスタンスのナチへの抵抗
Roma citta aperta by Roberto Rossellini
https://www.youtube.com/watch?v=kS_3L0dPdy4

1945 二通の匿名の手紙 マリオ・カメリーニ …女性のレジスタンス
Due lettere anonime by Mario Camerini
https://www.youtube.com/watch?v=aHDR5AQY-es(82分)

●1945 〇栄光の日々 Giorni di gloria デ・サンティス他 ドキュメンタリー74分 …パルチザンの活躍
Giorni di gloria by Giuseppe De Santis、Mario Serandrei、Marcello Pagliero、Luchino Visconti
https://www.youtube.com/watch?v=VxbMNH9WDDw(40分/71分)
→コスミックDVD 栄光の日々 日本未公開


1946 〇戦火のかなた ロベルト・ロッセリーニ …6つのエピソード、レジスタンスのナチへの抵抗、原案Kマンは米のプロパガンダ参加
Paisa by Roberto Rossellini
https://www.youtube.com/watch?v=TpYvZyLXag0(97分)

●1946 陽はまた昇る アルド・ヴェルガーノ …レジタンス運動と階級運動の連結
Il sole sorge ancora by Aldo Vergano
https://www.youtube.com/watch?v=XSV2nQZo35k(90分)


1947 〇荒野の抱擁 CACCIA TRAGICA デ・サンティス …農地闘争とレジスタンス
https://www.youtube.com/watch?v=_NGOmL3uquY(85分)

●1948 フランスへの逃亡 マリオ・ソルダーティ …ファシストの逃走、イタリアの戦争責任
Fuga in francia by Mario Soldati
https://www.youtube.com/watch?v=GNwOcZD-3JM(99分)

●1948 さまよえるユダヤ人 ゴッドフレード・アレッサンドリーニ …強制収容所に送られるユダヤ
L'ebreo errante by Goffredo Alessandrini
https://www.youtube.com/watch?v=wewHfABvQBk(100分)

●1949 大地の叫び ドゥイリオ・コレッティ …パレスチナに行くユダヤ人難民キャンプ、シオニズム
Il grido della terra by Duilio Coletti
https://www.youtube.com/watch?v=BW03OyvzEGk(80分/90分)

 


●1951 盗賊に注意! Achtung! Banditi! カルロ・リッツァーニ …ナチから工場を守るレジスタンス
https://www.youtube.com/watch?v=LP08ElmEmpk(97分)

●1954 貧しい恋人たちの日記 Cronache di poveri amanti カルロ・リッツァーニ …1925年のファシスト、イタリアの戦争責任
https://www.youtube.com/watch?v=bJv9m8WWB5w(103分)

1955 落伍者たち フランチェスコ・マゼッリ …ファシストを野放しにするブルジョワ貴族たち
Gli sbandati by Francesco Maselli
→ない

1959 ◇ゼロ地帯 KAPO ジェロ・コンテルポルヴォ …ユダヤ人収容所

●1959 〇ロベレ将軍 Rロッセリーニ …ナチに寝返る
Il generale Della Rovere by Roberto Rossellini
https://www.youtube.com/watch?v=d6dHR2ntQdo

 

1960 〇ローマで夜だった ロッセリーニ …政治に無関心な戦争中の女性とレジスタンス
さいたま市図書館

●1960 〇ふたりの女 La Ciociara デ・シーカ …ナチへのレジスタンス中の女性

●1960 〇残酷な夜 LA LUNGA NOTTE DEL '43  フロレスターノ・ヴァンチーニ …ファシストユダヤ人を殺す
THE LONG NIGHT OF '43 by Florestano Vancini
https://www.youtube.com/watch?v=Y5wgmQA2ZpA(100分/105分)

●1960 〇汚れた英雄 IL GOBBO カルロ・リッツァーニ …終戦直後のローマ、対独レジスタンスが英米に反攻した為狙われる
https://www.youtube.com/watch?v=XUmhk54vuuM(92分)


●1961 ライオンの一日 Un giorno da leoni ナンニ・ロイ Nanni Loy …ドイツ軍から逃走する男
https://www.youtube.com/watch?v=IpCx2RRiC0M(1 25分)
https://www.youtube.com/watch?v=HDPR-uFfXzg(2 25分)
https://www.youtube.com/watch?v=VQh4p5s26Ms(3 25分)
https://www.youtube.com/watch?v=n9BhqJBriCs(4 24分・合計100分/118分)

1961 ハト撃ち ジュリアーノ・モンタルノ …ナチ傀儡政権サロ共和国
Tiro al piccione by Giuliano Montaldo
→ない

●1962 〇祖国は誰のものぞ LE QUATTRO GIORNATE DI NAPOLI ナンニ・ロイ …ナポリ市民がドイツ軍に反攻した4日間
THE FOUR DAYS OF NAPLES
https://www.youtube.com/watch?v=rUt4zxWuxXU(114分)

●1962 一人のドイツ人に十人のイタリア人 フィリッポWラッティ …パルチザンの見せしめに10倍殺すドイツ軍
Dieci italiani per un tedesco by Filippo Walter Ratti
https://www.youtube.com/watch?v=2QV4GnQfQAA(95分)

1963 ヴェローナ裁判 Il processo di Verona カルロ・リッツァーニ …サロ共和国でのムッソリーニ復権
https://www.youtube.com/watch?v=xwYLOriQFnU(57分後半のみ)

●1961 ローマの黄金 L'oro di Roma カルロ・リッツァーニ …ナチ占領下のローマ、身代金払うユダヤ
https://www.youtube.com/watch?v=0_kA86VJ5sE(92分)


1961 山賊 Il brigante レナート・カステラーニ …ファシズム末期の大土地所有者と農民の闘争
https://www.youtube.com/watch?v=wqqsldu-MYM(前59分)
https://www.youtube.com/watch?v=07_MXCuLh4Q(後76分・合計135分/143分)

●1962 武器をとれ、我等ファシスト デル・フラ、マンジーニ、ミッチケ …ファシズムのドキュメンタリー
All'armi siam fascisti! by Lino Del Fra/Cecilia Mangini/Lino Micciche
https://www.youtube.com/watch?v=KZbeHTEazmQ(108分)

1962 ローマ進軍 La marcia su Roma ディーノ・リージ …ムッソリーニの政権奪取
https://www.youtube.com/watch?v=4Bzaxu6QOx0(71分←原版94分)

1963 テロリスト ジャンフランコ・ポシオ …レジスタンスの矛盾
Il terrorista By Gianfranco De Bosio
→ない

1965 ◇国境は燃えているか ヴァレリオ・ズルリーニ …ギリシャ侵攻したイタリア軍従軍慰安婦


(コメディ)
1947 いかにして私は戦争に負けたか カルロ・ボルゲージオ …エチオピアに派遣される間抜け兵士(コメディ)

1948 困難な時代 ザンパ …ファシズム化する1930年代イタリア(コメディ)

1962 騒々しい時代 ザンパ …ファシスト指導者に間違えられる保険屋(コメディ)

1960 みんな帰ろう ルイジ・コメンチーニ …連合軍に寝返ったイタリア軍のドタバタ(コメディ)

1961 ファシスト ルチアーノ・サルチェ …ファシスト喜劇


(参考)
Film di guerra(イタリア製戦争映画 プレイリスト)
https://www.youtube.com/watch?v=ebv3qBFEDLs&list=PL1WwHkPvpENw04pnxL2ix5dCjWyuCvpoW

 

映画「戦場にかける橋」

<映画「戦場にかける橋」>

(2022年夏の戦争映画)
映画「戦場にかける橋」1957年 アメリカ 見る。
泰緬鉄道を題材にした英国人のプライド回復と威張り散らしの映画だ、戦争中におきた事実との乖離が甚だしい。
この乖離(すなわち嘘)は意図的で底深い作為が感じられる。それが日本および西欧(英国)で戦争映画オールタイムでトップ10に入る有名作であり日本軍の戦争犯罪を描く最も有名な映画がねじ曲がってるのには深い悲しみを覚える。スケール感、俳優、演出など娯楽映画的にはよくできてる、中の中。

泰緬鉄道の歴史的事実については内海愛子教授(歴史学戦争犯罪)が詳しい、特に最近では泰緬鉄道の建設運用面での技術的事実に着目し新しい事実を立証しつつある、NPA(新時代アジアピースアカデミー)での発表を参照すべきだ。

映画に関しての泰緬鉄道の歴史的事実には3つの見方がある
A歴史的事実
B西欧での受容&認識状況
C日本での認識状況
D映画の示した事実
A~Dは相互にくいちがってる。

A歴史的事実(NPAでの知見を含む)
日本軍は5.5万の英オーストラリア捕虜を鉄道建設に酷使し1.1万人が過労や病気で死んだ。長時間の過酷な労働、劣悪な捕虜収容所、日本軍からのビンタなど殴る行為、食料の少なさ、薬がなく医療がまったくない環境。その為西欧人のプライドは破壊された。
だが建設技術と指導は全て日本軍により行われ建設期間と環境を考えれば非常に優れた指導と結果だった。また10万以上のアジア人労働者(労務者)が雇われその中からより多くの死者が出たが数さえ未確認で、より過酷な目にあった人々がより不明なままだ。
それらの過酷な作業の原因はA415キロを1年で作る短期工事Bそれを更に4か月短縮しようとした過酷な命令C上記に伴う食料他の供給遅れにも関わらず作業を優先させた事にある。日本軍は捕虜の扱いに関するジュネーブ条約を批准していないが準用すると欧米に通告しており、捕虜を保全する意図はあったが、それよりも完成日時に間に合わせなければならない、との上部指揮官からの命令が上回った。急がせる為食料や収容所をまともな状態にする事もできなかった。

B西欧での認識
泰緬鉄道は「死の鉄道」であり「バターン死の行進」と並ぶ日本軍の犯罪性を示す2大事件である。鉄道の目的やビルマへの作戦行動などの歴史事実などどうでもよく、何より捕虜への虐待事件だとの認識。
英豪捕虜の過酷な環境と死はAと同じ。だが原因認識は異なる。日本軍は戦陣訓を大事にし捕虜は尊重すべき物ではないと最初から考えていた為おきた事と説明される。食料や医薬品など物はあったのに捕虜には意図的に供給しないと解説される。
また日本軍は理由なく突如なぐると英豪捕虜は言い、自分たちへの侮蔑と受け取った。これはおそらく日本兵から叱咤があったのに意思の疎通を欠いた結果そう認識したのではないか。また日本軍ではビンタ等は当たり前であったが、英豪捕虜はそれを重大なプライドへの侵害と受けとっている。

C日本人の認識
不明。少なくとも太平洋戦争の大きなテーマとなっていない、原爆や特攻、インパール作戦と比べても取り上げられない。映画公開時の批評家の評判は事実と異なるとよくない。日本社会で注目されておらずこうした事もあった、との漠然な認識になっているのではないか?

D映画の描く事実
英豪捕虜は収容所で住居・食料など普通の暮らしをした。橋の建設は日本軍の技術的未熟さ、指揮能力の拙さで当初遅れたが英がこれを補い建設できた。捕虜の中の病人は英国人軍医の診察をうけて病棟に入り作業を休めた。日本軍が病人を無理に働かせる事はない。また赤十字の慰問品を受け取れた。アジア人労働者はまったく存在しない。

上記のように映画は事実との乖離が甚だしい。

 

泰緬鉄道での日本軍の戦争犯罪は、戦後すぐに英豪が各地の戦争裁判所で裁いており、映画制作時には制作者は英豪捕虜への虐待を知っていたはずだ。その時点では映画は捕虜虐待を描く物になっていたはずである、
だが早川雪舟の忠告などで製作者は日本政府との紛争を避けるためそれを描くのを止めたと推測される(要調査)。

小山田淳子の分析(http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/667)では映画は基本的に原作に沿っているという。原作者ピエール・ブールは泰緬鉄道建設を体験しておらず1952年に書かれた原作のテーマは何だったのか?だがそこから更にリーン監督は脚本家を変更してまで物語を変えている。(カール・フォアマンマイケル・ウィルソン)改変事項は日本軍将校を人間らしく描く事であり原作からより事実に近づく事だったろう(要確認)

 

そこで代わって映画のテーマとして現れたのが英国人のプライドの回復と思われる。捕虜体験者は日本に激しい怒りを吐露しており、それは「アジア人に優越する白人のプライドの傷つき」が大きな原因であろう、彼らは今まで馬鹿にしていた日本人に這いつくばる事を強要され従わざるを得なかったのだ。英国人デビッド・リーン監督や欧米の製作者は泰緬鉄道を映画にする意義に「プライドの回復」を求め、それに従って脚本を書いたと推測する(要調査)。

結果として映画は、英軍が橋の建設技術も兵の統率でも日本軍を上回り指揮を実質日本軍から奪う、という英国人の優秀性を見せつける物語になってる。主題に必要ないアジア人労働者は完全に無視され、プライドを傷つける英豪捕虜の悲惨な収容所生活はカットされ、物語は建設労働にだけ集中してる。
 橋が完成してお終いではつまらないので、戦争中におきた橋への攻撃を特殊潜入部隊による攻撃として挿入し、そこで起きる皮肉で物語全体を引き締めた。これがこの映画の成り立ちだろう。


事実にない特殊潜入部隊による攻撃を描くため、後半はでっち上げの娯楽的戦争映画の如くなる。映画はそれをより強調してる。嘘くささ前面に出し全体を皮肉や言外の意味としてとって貰えるよう、監督は工夫したのではないか。巨大な捕虜虐待事件を英国人のプライド賞賛へ捻じ曲げる「ついで」に皮肉に見えるようにする「嘘をつくなら骨まで」である。

その結果この映画の主役は皆自分の当初の意思と矛盾した行動をとる、監督はそれによりこの映画は嘘だと観客に警告してるようだ。
・英指揮官=英国プライドを示す努力のあまり日本軍に代わってかえって優秀な橋を作ってしまう。日本軍でさえできかった将校への労働、病人の労働をやってしまう。更にラストでは英米の橋への攻撃を防ごうとしてしまう。

・米将校=中佐と名乗るが実は二等兵であり女好きで戦争は嫌いだ。しかし成り行きで英国の特殊作戦に加わり、作戦遂行の為に我が身を投げ出す英雄になってしまう。

・日本将校=最初は日本軍は戦闘に勝利し英国に圧倒的に優越していると誇る。だが、期限までの橋の建設の為に英指揮官を許し、最終的には設計や指揮など全てリードを奪われてしまう。映画後半ではほとんど出番がない、完全な主客転倒である。

・捕虜収容所以外でも描写は異常=嘘だらけだ。脱出した米将校は現地のビルマ女に好かれかしづかれハーレムの如き状態だ。ビルマ男はいない設定になっており監督は意図的に女だけをはべらせてる。米将校が訪れる英のスリランカ基地での対日特殊作戦訓練はまるで庭で鬼ごっこをやってるような雰囲気であまりに嘘くさい。基地の作戦室は山稜の風景が一望できる素晴らしい見晴らしでまるで観光施設のようだ。これらは全て意図的演出だろう。

この映画は英国で戦争映画トップ10に入る(https://thependragonsociety.com/channel-4s-100-greatest-war-films-of-all-time/)。事実と異なるこの映画を英、そしてその他西欧人はどう受容し、どう意味づけてるか分析すべきだ。

又日本でも推薦する戦争映画としてトップ10に入る(2015年調査、ミリタリーカルチャー研究、2020、P142)。トップ10中で唯一の50年代に作られた古い作品であり、スペクタクル性や演出感などでは近年大作に劣るはずなのになぜだろうか?どういう意味で受容されてるのだろうか?

 

監督:デヴィッド・リーン(英国)
製作:サム・スピーゲル
原作:ピエール・ブール(1952年作、泰緬鉄道は体験してない)
脚本:カール・フォアマンマイケル・ウィルソン

主な人物
アレック・ギネス(ニコルスン隊長)自分の主張を通し日本軍将校と厳しく対立するが勝つ。橋の建設を指揮。爆破を阻止しようとして英兵に殺される。
ウィリアム・ホールデンシアーズ中佐)米軍将校実は二等兵、収容所から脱走するが爆破作戦の為に不本意だがもどって来る。女好きで看護婦やビルマ女に持てる。爆破遂行の為に死ぬ。
早川雪洲(斎藤大佐)捕虜収容所と建設指揮を兼ねる指揮官。英国留学経験がありスコッチを好む。英指揮官に負けて主客転倒に。爆破の際に死ぬ。

 


(参照すべき図書:日本語)
〇新しい戦争の寓話--戦場にかける橋(座談会) 松山善三他 映画評論 15(1) 1958.01 p.66~71

〇国際映画のプロデューサー--サム・スピーゲルと「戦場にかける橋」今日出海  芸術新潮 9(2) 1958.02 p.211~215

〇戦場にかける橋 : 泰緬鉄道の栄光と悲劇 クリフォード・キンビグ サンケイ新聞社出版局, 1975

〇「戦場にかける橋」のウソと真実 (岩波ブックレット永瀬隆 1986.8

〇スクリーンの中に英国が見える 狩野良規 国書刊行会, 2005
:日本軍捕虜収容所における「文明の衝突」//353『戦場にかける橋』、『戦場のメリークリスマス


〇デイヴィッド・リーンの現代イギリス叙事詩--『戦場にかける橋』試論 小山田淳子 英文学論叢(京都女子大学英文学会) (51) 2007 p.35~50
http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/667

〇『戦場にかける橋』その虚構と史実 泰緬鉄道 中西正紀  歴史群像 18(4) (通号 96) 2009.8 p.96~103

 

映画「八月十五日の動乱」

<映画「八月十五日の動乱」>

(2022年夏の戦争映画)
映画「八月十五日の動乱」1962年 東映見る。終戦詔勅をめぐる陸軍若手将校の反乱を描く歴史劇だ。ドラマチックな事件の経緯を見せるのが主眼であり戦争に関する主張(戦争反対など)は明示的でない、だが視点が平和指向であるのは明確で、それは同じテーマの2015年作とは異なる。このテーマでは半藤一利の「日本のいちばん長い日」(1965年出版)が原作、映画とも大ヒットして経緯が日本社会に定着したが、本作はそれ以前であり後半は事件経緯が異なる。

このテーマは既に本作で3回目、東映でも2回目であり、主役を鶴田浩二にして後半に創作を加えて劇映画としての魅力を加えたものと推測される。監督は小林恒夫、脚本は高岩肇東映の主流である。

主人公を首相秘書官である鶴田浩二とし政治側=いかに平和を作るかの視点で映画を動かす。半藤作の映画化では反乱将校視点となり、彼らの猛々しさが映画的な見せ場となってるのと対照的だ、戦後リベラル視点であり、まともである。
だが東映でも1967年以降、繰り返し映画化した特攻隊映画では好戦的な若手将校を視点にした。また終戦詔勅テーマが参照される1974年の「あゝ決戦航空隊」では鶴田浩二が戦争継続を主張し、最後は凄まじい自決場面を見せるのと視点がまるで逆である。東映がそうした一見好戦的な戦争映画作りになっていった原因は思想的な物か観客動員の為かその他かは、分析が必要だろう。

冒頭B-29の空襲と焼野原と化した東京を特撮で見せてるのが珍しい、続いて原爆で3男が死に観客に戦争継続した軍部への怒りを掻き立てている。戦後16年経過した公開当時、これらの描写は観客に当時を想起させる相当な効果があったのではないだろうか。また御前会議の天皇は椅子だけしか見せない。

脚本家が創作した点は主役を首相秘書官・陸軍若手反乱将校・移動演劇隊員の架空の3人兄弟とし、アクションと兄弟対決で政治への陸軍反乱部隊の敗北を視覚化し見せている点だ。鶴田浩二の主人公は首相秘書官だが憲兵に尋問されても逆に睨み返すようなどうどうたる主役で、物語の視点が平和指向なのは明確だ。弟の陸軍反乱将校は江原真二郎であり、猛々しく戦争継続を主張し徹底的に悪役として描かれている。物語前半は政治動向を描くが、後半は玉音盤をめぐる争奪アクション劇になっており、首相秘書官鶴田が玉音盤を持って宮内庁を逃げ回る。更にラストは玉音盤を持ってNHKにやってきた鶴田を反乱将校が殺そうとするが、弟の将校江原が鶴田を助けて撃たれるとしており、活劇で反乱軍の敗北を示している。

本作の映画としての評価は難しい。2022年の視点では後半の創作アクション劇は事実と異なり白けるし、主題は既知でありかなり退屈な映画と言わざるを得ない。日本の戦争映画ではこうした同じエピソードを何回も映画化した例が多く、それらは近年の作の方がより大作で・工夫があり・ヒットした物が多く、本作のように昔の作を意図的に当時の視点で見るのは不可能だ。

そうした点を考えた本作の場合、それでも当時既に同じテーマで3回目なのを創作を加え魅力を増して見せてる訳だ。なので当時はそれなりに盛り上がったというべきだろう。だが新しい物はあまりないのであり当時の視点の評価でも「まあまあ」ではないだろうか。

 

物語:空襲で荒廃した東京、焼け跡に残る家に兄弟が住む。長男は首相秘書官だ、そこへポツダム宣言が出たとの電話が来る。次男は陸軍将校で徹底抗戦派、3男は広島へ移動演劇隊に旅立つ。広島に原爆が落ち3男は死ぬ。長崎にも原爆が落ち、長男の仕える鈴木貫太郎首相は最高戦争指導会議でポツダム宣言の受諾による終戦を図るが、陸軍大臣阿南の強い反対で決定できない。陸軍省では次男らの若手将校が阿南陸軍大臣に蜂起への同意を求めるが阿南は拒否する。

 長男の首相秘書官はポツダム宣言受諾に向け政府高官と会うが憲兵が何を画策してるのかと難詰してくる。天皇終戦を決めてもらおうと御前会議が開かれるがそこでも若手将校の邪魔を警戒し、秘書官は時間繰り上げを宮内庁に頼み込む。

 御前会議で終戦が決定され玉音盤が吹き込まれる。それを知った若手将校の反乱軍が皇居を守る近衛連隊長に談判するが反乱に同意せぬ指揮官を射殺し、宮内庁を占拠する。弟らの反乱将校は玉音盤を探すがみつからない。そこへ来た兄の首相秘書官は弟を説得しようとするが決裂する。兄は兵のすきを見て脱走し、宮内庁の女官の部屋に潜んでいる侍従長に会い、玉音盤を持ち出す相談をする。女官の急病を理由に宮内庁専属医師を呼び寄せ、患者に化けて脱出する。だが気づいた反乱将校が追跡してきて、玉音盤を抱えた兄の秘書官は宮内庁の厩などを逃げ回る。ついに追い詰められた時、騒ぎに気付き宮内庁に平定に来た陸軍高級将校に救われる。

 その時既に8月15日正午の放送間近だ、兄の秘書官はNHKに玉音盤を持参するが弟らの反乱将校に阻止される、兄は強行突破しようとして狙撃されそうになるが、敗北を認めた弟の将校により救われる。無事玉音は放送され弟は自決する。

 

<参考:8月15日の終戦決断を題材にした映画>

○1952.05.01 終戦秘話・黎明八月十五日 東映東京 監督:関川秀雄/脚本:八木保太郎・西沢裕/主演:岡田英次河野秋武  …終戦詔勅をめぐる争い

○1954.10.25 日本敗れず 新東宝 阿部豊/館岡謙之助/早川雪洲、藤田進 …終戦詔勅をめぐる争い、敗戦裏面史

○1962.08.22 八月十五日の動乱 東映東京 小林恒夫/高岩肇鶴田浩二江原真二郎 …終戦詔勅をめぐる争い

□1965年出版 本「日本のいちばん長い日」半藤一利 文藝春秋新社 

○1967.08.03 日本のいちばん長い日  東宝 岡本喜八橋本忍三船敏郎松本幸四郎高橋悦史 …終戦詔勅をめぐる争い

〇2015/08/08 日本のいちばん長い日 松竹=アスミック 原田眞人原田眞人山崎努本木雅弘松坂桃李 …終戦詔勅天皇鈴木貫太郎の悪だくみ、天皇崇拝映画


(参考)
○1974.09.14 あゝ決戦航空隊  東映京都 山下耕筰/笠原和夫野上龍雄鶴田浩二池部良小林旭 …特攻隊作成経緯と8/15の自決

〇1980.2.25 歴史の涙(TBSの長編TVドラマ) 今野勉/大津皓一/小林桂樹終戦詔勅をめぐる争い、印象なし

〇2010.8.7 日本のいちばん長い夏 NHK 倉内均/倉内均/木場勝己半藤一利が本を書くきっかけになった座談会、面白くない 

映画「ムッちゃんの詩」

(2022年夏の戦争映画)
映画「ムッちゃんの詩」公開1985年 見る。
空襲で親をなくした孤児が周囲から見捨てられ防空壕で死ぬ話。1988年公開の「火垂るの墓」とよく似た状況だがこちらは実際に主人公と会っている中尾町子氏の原作が元で冒頭中尾氏も登場する。

主人公が少女であり子どもを観客に考え、優しい平易な語り口と演出だが、母親の空襲での死、見知らぬ土地での孤立など非情に厳しい状況そのものが訴える力が大きく主人公の悲しい行く末に観客は涙するだろう。また戦争を呪うだろう。こうした「日本人の被害を感情的に訴える手法」での明確な反戦映画だ。

関西共同映画社が制作、大手映画会社ではない低予算映画で空襲場面など燃える市街などごく限定的な再現のみだ。また米倉斉加年以外は有名な俳優は使われていない。監督は経験豊富な堀川弘通だが演出は平易かつ控え目だ。主人公の母が空襲で死ぬ場面など、悲惨さを強く演出された「火垂るの墓」と比較すれば物足りなさがある。だがこれは子どもを観客に考え、悲惨さにより観客がそれ以上の視聴に耐えられず中断を招きかねない事を考え、わざとそっけない物にしたとも言えるだろう。

主人公は12才、父親は既に戦死、東京で母親と家を空襲で失い九州大分の親せきを頼り一人列車に乗る。だが親戚の家も戦争で全滅しており残った従姉の若い娘を頼る。だが結核にかかっており追い出されてしまい防空壕で一人療養する事になる。この状況は非情に過酷で細かく心情を描けば大変な悲劇だ。更に従姉も空襲で死に、周囲に見捨てられ飢え死ぬという悲惨さは言いようがないが映画はあえてあっさりと描いており、ラストの短い告発だけに抑えている。これらの演出も意図的なものだろう。

物語後半では主人公12才、面倒を見る親戚の女性が20才、主人公の友達で原作者の幼女が6才の関係性になっており、体験が原作だが、告発者として朝鮮人を加えるなど多少の創作もされていると思われる。だがそれも控えめである。

主人公は結核であるため洞窟を利用した防空壕に一人療養する事になる。だがそこには空襲の都度周囲の人々が避難してくるのであり、大人たちは主人公の状況(病状、飢餓、劣悪な環境)を知っている。食事を運んでいた親戚の娘が死に飢えていたのもわかったはずだがついに死ぬまで放置される。むしろ結核を理由に防空壕で顔をあわせても避けようとする。こうした状況が「孤児を意図的に見捨てる日本人」を物語として強く告発している。

状況が似る「火垂るの墓」との比較は興味深い。
・母親の死:本作では空襲時に離れ離れになり電信柱の下敷きになる場面だけで死の状況は具体的には示されない。翌日の会話で死が控えめに示される。その一方回想場面では何度も母親が出てきて主人公の孤立が強調される。高畑作では空襲後の多数の瀕死の負傷者、更に包帯でぐるぐる巻きの母親の姿が示され空襲の酷さが映像的に強く示される。

・父親の死:本作では予め戦死が示され回想場面で父親をなつかしむ、高畑作では主人公は父親の死を否定し自分は孤児ではないと元気づけていたものが、終盤にとっくに死んでいる筈との大人の言葉で突き落とされる、悲惨さが強調されている。

・主人公の孤立:本作では東京から大分への移動、更に従姉の働く娼家への移動など幼い主人公の孤立と心細さが段階的に繰り返し示される。高畑作でも似ており親戚の家への移動、更に防空壕へ、更にそこでの困窮など段階を経る。意図的にあえて兄妹だけで生きるという点が異なる。

防空壕での生活:生活が悲惨なのは両作も同じだ。だが高畑作ではそれ以前と異なる2人だけの生活の自由さなど肯定的な面もあり、火垂るの舞う様など物語中の比重は大きい。本作では主人公は防空壕でただ寝ているだけで、原作者と知り合う場面もあるが重みは少ない。

・トマトを盗む:本作では主人公の友人として放浪の朝鮮人が登場しトマトを盗んで生きている。高畑作では兄がトマトを盗む。両作とも農民にみつかり袋叩きになり警察に突き出される。共通してる面が多く、同じエピソードから借りているのだろうか?

・空襲への期待:本作では主人公は防空壕での孤立を嫌い空襲になれば皆がやってきて一人でなくなる、と空襲を期待する。高畑作では兄が空襲でのどさくさにまぎれ食料を盗むようになる。どちらも空襲で被害を受けた主人公がかえって空襲を期待するようになるという皮肉を描いている。

まとめ:全体によく似ている。高畑作は公開後40年経つ今もアンケートで「記憶に残る戦争映画」で上位5本に入る有名作だ。本作もきちんと資金をかけて空襲場面を構成し悲惨さを強く演出し、主人公の心情を強く訴えれば空襲の悲惨さと孤児の孤立で印象深い、人々の記憶に残る歴史的な作品になった可能性がある。だがそれには資金が足りず俳優も使えない。更にそもそも悲惨さを訴えて果たして多くの人が見てくれるのか、という根本的な可能性への疑問がついただろう。それならば全国規模での多くの劇場での公開は難しく、そうした企画は不可能だ。

現在でも東京大空襲を題材にした大規模な劇映画は制作されておらず、そうした大金をかけた力強い反戦映画製作の困難さの根本的な問題はそのままだろう。

 


物語:東京で母親と2人暮らしの主人公は疎開先がなく学校もからっぽだ。父親は戦死し母親は体が弱くようやく暮らしている。母親は大切な小豆をお手玉に入れもしもの事があれば大分の親せきを頼れと言う。ある日空襲で母親と離れ離れになり翌日その死を知る。先生の世話で大分に行くべく一人列車に乗る。

だが大分の親戚はすでに空襲で死んでいた、ただ一人残った従姉が隣町で働いている。そこまで歩く主人公は心細い。従姉は娼家で手伝いをしており回天搭乗員の恋人がいる、彼女は主人公をたった一人の親戚だとして養ってれる。だがその矢先結核が発覚し娼家を追い出される、従姉は主人公を海岸近くの洞窟を利用した防空壕に寝かせ食料をもってくるようになる。

1人だけの防空壕での生活はほとんど寝ているだけ、時折母の形見のお手玉で遊ぶだけだ。そこへ空襲時に周囲の人々が避難してくる、その中には大分で見知った幼女がおり友達になる。又放浪朝鮮人とも友達になる。

やがて大分へ大きな空襲があり従姉は死ぬ。主人公は飢えるが病気もありただ防空壕で寝ているだけだ。近隣の大人は変わらず空襲毎にやってくるが誰も面倒をみようとはせず結核だから近寄るなと幼女に言う。

終戦になるが主人公は死ぬ、それを発見する幼女。火葬へと運ぶ大人に朝鮮人はなぜ知っていて見捨てたのか、と訴えるのだった。

泰緬鉄道 RIVER KWAI

【NPA 泰緬鉄道 RIVER KWAI  内海愛子・他】

(本)
△●泰緬鉄道と日本の戦争責任:捕虜とロームシャと朝鮮人内海愛子 明石書店 1994年5月
◎◇泰緬鉄道:機密文書が明かすアジア太平洋戦争 吉川利治 同文舘出版 1994年10月
△死の鉄路:泰緬鉄道ビルマ労務者の記録 ティッルウィン,リンヨン 毎日新聞社 1981年3月

×◇泰緬鉄道:戦場に残る橋 広池俊雄 読売新聞社 1971年

×◇遙かな空:泰緬鉄道-その生と死 小林弘忠 毎日新聞社 2013年6月

(英捕虜の手記)
×◇泰緬鉄道からの生還:ある英国兵が命をかけて綴った捕虜日記 モートン,アルバート 雄山閣 2009年8月

?知日家イギリス人将校シリル・ワイルド:泰緬鉄道建設・東京裁判に携わった捕虜の記録 ブラッドリー,ジェイムズ 明石書店 2001年8月

?癒される時を求めて:泰緬鉄道 エリック・ローマクス 角川書店 1996年7月

死の谷をすぎて:クワイ河収容所 アーネスト・ゴードン 音羽書房 1976年


(映画)
◎映画「レイルウェイ:運命の旅路」ある和解の物語
◎映画「戦場にかける橋」THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI(1957)デヴィッド・リーン
◎映画「戦場にかける橋2/クワイ河からの生還」(1989)RETURN FROM THE RIVER KWAI アンドリュー・V・マクラグレン
https://www.youtube.com/watch?v=DADcYselWTU


YouTube
△TVドキュメンタリー「Timewatch」47分 制作Antenne2 & CNC 
又は1992 BBC
監督Serge Viallet 声Andrew Sachs
https://www.youtube.com/watch?v=0erg6Q9pe24&t=15s
IMDBのこれか?(1991カナダTV 57分)
「The Pacific War: A Trilogy - Kwai」

△不明:The Bridge On The River Kwai(47分)
https://www.youtube.com/watch?v=-0qf6y7depk

△不明:The WWII POWs That Were Forced To Work For Japan | Moving Half The Mountain
https://www.youtube.com/watch?v=ZdnPX65_jAA&t=790s

△The Making of "The Bridge on the River Kwai" Part 1
https://www.youtube.com/watch?v=iTryc3Glo7Q(part1)14分
https://www.youtube.com/watch?v=1_ouUNkjjWo(part2)14分
https://www.youtube.com/watch?v=eLa34zSdOT4(part3)4分
https://www.youtube.com/watch?v=FScdOeQ9P2Q(part4)4分


△webで泰緬鉄道をたどる(17分)
https://www.youtube.com/watch?v=YU46PgDRv3Y&t=188s

 

 

 

×橋本量則(アゴラ投稿)「泰緬鉄道関連のBC級戦犯裁判」27分
https://www.youtube.com/watch?v=a9ARmYI11pY
×久野潤(大阪観光大)「大東亜会議と泰緬鉄道建設の意義」
https://www.youtube.com/watch?v=QXReDLRSMLo

 

<よく見るYouTube番組>

<よく見るYouTube番組>
哲学入門チャンネル(淳ちゃん)維新など政治的話題で痛烈批判&解説◎
taro taro(たまむすび)町山智浩の新作映画宣伝◎
デモクラシータイムス.政治情勢の解説&批判〇●
UIチャンネル 東アジア共同体研究所 鳩山由紀夫がやってる政治意見番組。孫崎享が毎月出演〇●
ポリタスTV:津田大介の政治報道&解説△

木村ISF編集長の扉、政治批判△
CRACtube(NoHateTV)反ヘイト番組
Arc Times:有田芳生×望月衣塑子(統一教会批判)〇=秋に有料化の試作、政治報道&解説番組●
和田春樹チャンネル:ウクライナ停戦よびかけ〇●
市民連合チャンネル:真面目な政治解説、つまらない×
Progressive! Channel:中野晃一が政治焦点を短く解説〇
videonewsドットcom:神保哲生が識者よび政治解説〇
共産党チャンネル:記者会見、とても参考になる〇
Hiro Ugaya宇賀陽:記者の独善、ウクライナ戦争で×
Dialogue for People:安田菜津紀の政治ラジオ、おとなしい△

野菜デモらじお:政治解説 未見
UPLAN:未見
UPLAN part3:市民運動団体:未見
新外交イニシアティブ(ND)

 

pikapanchi804:枝野応援アカウント
やや日刊カルト新聞TV:統一教会
郷原信郎の「日本の権力を斬る!」:政治解説、未見
国際政治ch:戦争大好き&安倍絶賛の大学教授たち、未見××


(映画)
Korean Classic Film:韓国の昔の映画
KBS Archive:韓国テレビの昔
NEW DPRK北朝鮮の今、国営?
DPRK Video Archive:北朝鮮映画

MosFilm:昔のソ連映画
2001 macutio;昔の日本映画
AVhistorybuff:昔の洋画
Cult Cinema Classics:昔の洋画
moviolaeiga:映画、未見
PeriscopeFilm:昔の映画

 

(その他)
WRC
FIA World Rally Championship
TOYOTA GAZOO Racing

WEC
24 Heures du Mans
FIA World Endurance Championship 
MOTUL:WECのグリッケンハウスを実況中継
ALPINE:WECのアルピーヌを実況中継

プラモ・車
Jun's Mini Garage 
The Wheel Network :自動車の製造過程
The Scalemodeling Channel:プラモ製作
おとなの秘密基地チャンネル:プラモ製作
World Cars Evolution:自動車のカタログ
めかの:【メカのロマンを探究する会】エンジンの解説