洪成潭「東アジアのヤスクニズム」展
日時:2015/08/05〜30
特別展示 洪成潭「東アジアのヤスクニズム」丸木美術館巡回展
場所:原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)
入場料:900円
開催概要
〈ヤスクニズム〉とは、ダグラス・ラミス氏(沖縄国際大学教員)が日本の保守派の軍国時代のロマンを「靖国(ヤスクニ)+イズム=ヤスクニズム」として、ドイツの「ナチズム」と比して皮肉った造語です。つまり、私たちの日常に潜む「国家主義、国家暴力」と言いかえることができるのです。
いま、日本のみならず、東アジアではこの〈ヤスクニズム〉が姿かたちを変え闊歩しようとしています。それは「3・11」後の日本、フクシマ、そして沖縄の基地問題等々にもつながっています。
今夏、〈ヤスクニズム〉に潜む美化の作用を、まさにその美によって見つめ直し、表現する展覧会を開催することになりました。10年をかけ完結した洪成潭の連作〈靖国の迷妄〉―その巨大な絵画ひしめく圧巻の展示を軸に、トーク、詩の朗読、パフォーマンス、映画上映等をおこないながら、東アジアの歴史的課題〈ヤスクニズム〉を浮き彫りにしていくプロジェクトです。芸術と運動があわせてその力を花開かせたとき、「靖国史観」を凌駕する「私たちの東アジアの歴史」が始まるのではないでしょうか。
みなさまのご支援・ご協力をお願いします。
東アジアのYASUKUNISM 展実行委員会 共同代表 岡本有佳 小森明子 古川美佳
https://www.facebook.com/damten518
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