zames_makiのブログ

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UNHCR難民映画祭2013

第8回UNHCR難民映画祭2013年
期日:2013年9月28日から10月6日
会場:イタリア文化会館セルバンテス文化センター東京、明治大学和泉キャンパス、明治大学中野キャンパス、青山学院大学アスタジオ、早稲田大学小野記念講堂
http://unhcr.refugeefilm.org/2013/
主催:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、パートナー:特定非営利活動法人 国連UNHCR協会、後援:外務省

上映作品

  • シリア、踏みにじられた人々と希望 日本初上映 監督:イアラ・リー アメリカ / 2012年 / 52分 / ドキュメンタリー
  • いてはいけない人 監督:ヤリーヴ・モゼール イスラエル、オランダ、パレスチナ / 2012年 / 68分 / ドキュメンタリー協力:関西クィア映画祭2013 ・・ルイ、32歳、パレスチナ人。テルアビブ市内に身を潜めて8年。アブドゥ、ラマラ出身の24歳。パレスチナ当局にスパイ容疑で拷問を受ける。ファリス、23歳、西岸地区出身。親に殺されかけ、家を出てテルアビブに。ゲイとして、パレスチナ人として、幾重にも絡まりあう差別の中で、彼らに生きる場所は無い。
  • 新たな壁の裏側で― 東ヨーロッパに逃れた女性たち ― 日本初上映 監督:パウラ・パラシオス スペイン / 2012年 / 81分 / ドキュメンタリー ナレーション:バーバラ・ヘンドリックスUNHCR親善大使
  • 脱出 日本初上映 監督:ボリス・パヴァル・コネン オランダ / 2013年 / 90分 / ドラマ ・・祖国を逃れオランダへたどり着いたアマドゥ少年は、当局の保護を受けながら難民認定を待ち続ける。やがて成長し、今は学校の卒業を待ち、地域に根ざした青年となった。そんなある日、強制送還の通告を受ける。飛行機へと向かう特別車の中で仲間たちと立てこもるアマドゥ。だが当局の対応は想像を絶するものだった。
  • ダブリンの罠 ― もう一つのギリシャ危機 ― 日本初上映 監督:ブライアン・カーター ベルギー / 2012年 / 51分 / ドキュメンタリー
  • トンブクトゥウッドストック 日本初上映 フェスパコ2013公式出品 監督:デズィレ・フォン・トロタ ドイツ / 2013年 / 90分 / ドキュメンタリー
  • 新世界 日本初上映  監督:ヤープ・ファン・フースデン オランダ / 2013年 / 85分 / ドラマ ・・スキポール空港の収容施設で働く清掃員のミルテは夫の喪失から立ち直れず、息子からも遠ざけられ、生きる意味を失っていた。そんなある日、施設に収容されたアフリカ出身のルックと出会う。孤独な彼女の胸の穴をふさぐルックとは何者なのか。一体なぜ彼は祖国から逃れたのか ―。ミルテの心は揺れる。
  • もうすぐ雨になる 日本初上映 監督:ハルダー・ラシード イタリア、イラク、クウェイト、UAE / 2013年 / 107分 / ドラマ ・・イタリアに生まれ育ち、父と弟と三人で慎ましくもたくましく生きてきたアルジェリア人の青年サイード。サッカー観戦、時々パン屋でバイト ― 。そんなごく普通の大学生に突きつけられた「強制送還」という現実。身も心もイタリア人を自負するサイードは、滞在許可の不認定を覆すためにある行動に出る。
  • 旅立ち ― 母と子の6,954キロ― 日本初上映  監督:ファン・レイナ フィンランド / 2012年 / 56分 / ドキュメンタリー
  • ぼくたちのムッシュ・ラザール 第84回アカデミー賞R外国語映画賞ノミネート 監督:フィリップ・ファラルドー カナダ / 2011年 / 95分 / ドラマ ・・モントリオールの小学校で担任の女教師が自殺した。 生徒たちはショックを受け、学校側は生徒たちの心のケア、後任探しの対応に追われる。 そんな中、アルジェリア人の中年男性バシール・ラザールが代用教員として採用されることになった。だがラザールが祖国を捨てた理由には秘密が ―。
  • 流されて ―ミンダナオ、無国籍者の子どもたち― 日本初上映 監督:エリザール・L・デル・ロザリオ フィリピン / 2012年 / 59分 / ドキュメンタリー ・・内戦による暴力と極度の貧困を逃れ、フィリピンからマレーシアに漂着するミンダナオの人々 ―その子どもたちは、いわゆる「無国籍者」として生を受け、教育や保健などの一切の権利を享受できない「流人」として世界から見放された存在である。子どもたちの声なき声は私たちに「国籍」とは何かを問いかける。
  • ウィラーヤ 日本初上映  第62回ベルリン国際映画祭パノラマ 監督:ペドロ・ペレス・ロサード スペイン / 2011年 / 88分 / ドラマ ・・西サハラ難民キャンプで生まれ、スペインに里子へ出された一人のサハラウィ人女性、ファティメトゥが実母の死の知らせを聞き16年ぶりに帰ってきた。髪をなびかせ、車を乗り回す彼女を不快に思う兄。そんな彼女を慕う足の不自由な姉。やがて地元に馴染むものの、スペインでの幸せな日々が頭をよぎる。
  • ヨーロッパ・トラップ ― 囚われの母子 ― 日本初上映 監督:アンナ・ジラルト・グリス スペイン、ギリシャ / 2012年 / 45分 / ドキュメンタリー
  • 異国に生きる ― 日本の中のビルマ人 監督:土井敏邦 日本 / 2012年 / 100分 / ドキュメンタリー ・・1991年にミャンマー軍事政権の弾圧を逃れ日本に渡ったビルマ人青年。妻との再開、念願のレストラン開店、20年以上にわたる日本での暮らしに訪れた安定。しかしその間、彼は祖国の民主化運動を諦めることはなかった。異国と祖国の狭間で揺れ動く一人の人間を14年の歳月をかけて追い続けた感動作。