上海帰りのリル（1952）戦争の記憶

製作＝新東宝＝綜芸プロ　1952.04.04　9巻 2,330m 85分 白黒　
監督：島耕二　脚本：椎名文 島耕二　原作：藤田澄子
＝戦時中1945年上海のキャバレークリフサイドの女リルを戦後1952年の日本横浜で捜し求める男。上海で爆弾テロの話あり、それ以外は戦後の描写戦争は関係ない。戦時中上海のバーで山本はリルと親しくなる、ギャングとの銃撃戦でリルを奪われ直後の空襲で別れる、戦後闇屋からヤクザ金持ちとなった山本は町でリルを見かけ探し求める。横浜にクリフサイドの名のキャバレーを作りリルを探す、しかし地元ヤクザ野村と抗争になる。開店の日、リルが現れるがそれは別人鈴木であった、銃撃戦で山本は撃たれ死ぬ。
出演：
水島道太郎（ヤクザ山本）闇屋からギャングになった事業家、戦後リルを探す
森繁久弥（バンドマン岡村）山本の友人
香川京子（リル）父はスペイン人母は日本人の上海バーの女
浜田百合子（村井紀子）山本に恋する女マダム
見明凡太朗（野村）山本と対抗するヤクザ
津村謙（日本の歌手）日本語の歌を歌う
胡美芳（中国の唄姫）中国語の歌を歌う