zames_makiのブログ

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すずらん 少女萌の物語(2000)松竹

映画 101分 日本 初公開年月 2000/06/17
監督:黛りんたろう 脚本:清水有生 音楽:岩代太郎
出演:柊瑠美橋爪功池内博之萬田久子石倉三郎
...NHK連続テレビ小説すずらん」の劇場映画版。厳寒の北海道を舞台に、駅に置き去りにされた少女と、育ての父との強い絆と愛の物語。映画版ではTV放送時も人気の高かった“萌の少女時代”にスポットを当て、新たなストーリーを織り交ぜ綴られている。ある吹雪の夜、北海道の明日萌駅の待合室に置き去りにされていた赤ん坊。1年前に最愛の妻を失った駅長の常盤次郎は、この子が妻の生まれ変わりだと思う。そして、その子に駅名から“萌”と名を付けた……。
テレビ版では明かされなかった萌の少女期と青年期の間に起こった話を描くサイドストーリー。連続テレビ小説の映画化は、1973年の『藍より青く』以来27年ぶり。テレビ版のチーフ演出だった黛りんたろうが監督を務めた。キャッチコピーは「おとうさん、萌は、おかあさんに逢えますか」
...1934(昭和9)年。11歳になった萌は、汽車に轢かれそうになったところを中村旅館に泊まっている青年・勝俣秀次に助けられる。しかし勝俣は特高に付け狙われている共産主義者で、過酷な漁業に従事させる代わりにどんなお尋ね者でも受け入れる番屋に身を潜めることとなる。同行した萌は、1年前に会う約束をしながら遂に姿を見せなかった生き別れの母・富貴の情報を耳にするが―。