zames_makiのブログ

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『撤退』(2008)イスラエル

監督:アモス・ギタイ 出演:ジュリエット・ビノシュ、リロン・レヴォジャンヌ・モロー
イスラエル・イタリア・フランス・ドイツ/2008年/115分/35mm/カラー/日本語字幕付き)

2009年03月14日(土) 16時00分 上映当日12時よりチケット発売
一般 : 1,000円  
場所 : 東京日仏学院エスパス・イマージュ
特集・特別企画 ジュリエット・ビノシュ レトロスペクティヴのイベント

2005 年、イスラエルガザ地区から撤退したことに着想を得た作品。フランス・アビニョン、父を亡くしたばかりのアナのもとに、父が養子に迎えたイスラエル人青年ウリが葬儀に参列するためにやってくる。アナは、20年前にイスラエルで出産後すぐに手放した娘が成長してガザ地区で暮していること知らされ、イスラエルに向かう……。
アナが直面するイスラエルパレスチナの現状を、アモス・ギタイが圧倒的な緊張感で描く。本作は『プロミスト・ランド』『フリーゾーン』につづく国境についての三部作の三作目に当たり、2007年、第8回東京フィルメックスにて上映された。
アモス・ギタイ:「人々は国境の向こう側の他者が、自分たちと全く異なった人間だと思い込んでしまい、憎しみが生まれる。映画はこうした戦争に巻き込まれた人たちの悩みや苦しみを見せることで、人間には色々な選択肢があることを示しています。」