zames_makiのブログ

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久米宏のテレビってヤツは1・2回 etc話題・姜尚中

(テレヤツ)MBS毎日放送(TBS系列で可) 毎週水曜10時放送 60分枠 10/22開始
司会:久米宏八木亜希子 コメンテーター(おしゃべり仲間):多数
1回目(10/22):市川海老蔵杉田かおる姜尚中森永卓郎上杉隆宮嶋茂樹カンニング竹山
2回目(10/29):姜尚中上杉隆冷泉彰彦江本孟紀玉木正之、ビビる大木、綾戸智恵
3回目(11/5):姜尚中東国原英夫福岡政行杉田かおる堀江貴文
公式HP=http://www.mbs.jp/tele-yatsu/
公式感想ブログ=http://dogatch.jp/blog/tele-yatsu-program/、感想数=1回目10/22(220件)、2回目10/29(140件)
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(感想)
こんにちわ1回目も2回目も見ました。私は9月初めの福田首相の辞任以降、テレビ政治に関心を持って石田英敬氏などを参考に朝の報道ワイドショーも含め報道番組を録画・検討してきました。当面解散もないので一休みで感想を書きます。


まず私としてはニュースステーションの発展形のような、真のジャーナリズム精神のある、日本のあるべき姿を探す手助けをする番組を期待したい。TBSは最もそれに近いがTBSが最も視聴者に対し影響力のあるだろう「朝ずば!」では政治のワイドショー化の懸念大なのも確か。久米宏氏の番組にはテレ朝の過去のものや、みのもんたとは違う方法で「それ」をやってほしい。私自身としては硬派な番組を期待するが、テレ朝を卒業した久米宏氏にはそうしたものはあり得ない。その上で何をやるのかな?という関心で見ています。


まず番組感想は、1回目:コメンテーターが多く討論番組かと思ったら、そうではなく、なんとなく予定調和的に進んだので、がっかりした。冒頭上杉隆氏が解散はないと喋りそのフォローがなかったので非常にイラついた。市川海老蔵氏に「歌舞伎座の中で政治の話はするのか」と質問したのは大変面白かった。
2回目:前回を頭に入れて見たら、橋下知事のコーナーなど、コメンテーターが主で久米宏氏が少しだけ茶々を入れて全体のトーンをしめる構成と見え納得した。また姜尚中にまるまる1コーナーを与え「報道関係のテレビはどうあるべきか」を述べたのには驚いたし少々感動した。
全体:番組内で衝突がなく見ていて心地良い。その大きな原因は八木女史の楽しげな喋り方にあると感じる、これをなくさないでほしい。しかしこの2回までは久米宏氏の個性は非常に少なくこのまま続けばぬるま湯的に、番組の面白さは溶けてなくなると感じた。


意見:1今後は姜尚中に対しての久米さんの答えを番組内で実践してほしい。ある程度政治的なものが番組をしめるべき。
2その形態は討論番組は久米氏には不可能だろうから、やはり知識と見識のあるまともなコメンテーターに喋らせ、更に久米氏がしめる形だろうか?どう「しめる」かが久米氏の持ち味で、事実積み上げ的・論理的ではなく「印象的なしめ」ではないかと感じる。
3政治の専門家ではない素人だが問題を的確に言える人にコメンテーターに来てほしい、それに久米宏氏が共振するのが見たい。市川海老蔵+αが欲しい。
4最も避けるべきはワイドショー化。コメンテーターに面白げに喋らせて、そのまま終わってしまうのは避けるべき。
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5報道ワイドショーなど司会者+コメンテーターが協働して番組の見方を説明する形になっており判りやすいのに対し、判りにくい形式もいいのではないか?例えば橋下氏に勝手な事を言わせてそれを引きで撮る(つまり映像で批判する)そんなものを望みたい。ただ今のところは番組自体が何物かわからないので困るが。