朝鮮・咸鏡北道における日本軍の侵略・占領と遊廓制度―日本軍「慰安所」制度との関連で
講 師:金 栄(キム ヨン)さん(在日朝鮮女性史研究家)
日 時:2008年9月5日(金) 午後6:30〜8:45
場 所:東京ボランティア・市民活動センター会議室 B(地下鉄飯田橋徒歩3分)
参加費:500円
第3回公開学習会。近代日本が、朝鮮や台湾を占領・植民統治をおこなうにあたって早速、導入したことは日本国内において再編成された遊廓制度⇒公娼制度です。日本軍が朝鮮半島を侵略・占領するや遊廓業者を招きいれ、養成し、のちに企画・展開する日本軍「慰安所」制度の地ならしをしたともいえます。この学習会では、朝鮮・咸鏡北道における事例をもとに金栄さんにお話していただきます。
講師紹介:1959年生まれ。著書に『海を渡った朝鮮人海女』(新宿書房、1988年。梁澄子氏との共著)のほか、共著に『朝鮮学校ってどんなとこ?』(社会評論社、2001年)、主な論考に「オモニの戦前・戦後史」(鈴木裕子・近藤和子編『女・天皇制・戦争』オリジン出版センター、1989年、所収)、最新の論考に「在日朝鮮人弾圧から見る日本の植民地主義と軍事化」(金富子・中野敏男編『歴史と責任』青弓社、2008年、所収)がある。
主催:「日韓の女性と歴史を考える会」