zames_makiのブログ

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パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)(2008)

渋谷ユーロスペース他で公開
製作:日本 初公開年月 2008/03/22 ドキュメンタリー
監督: 広河隆一 編集: 安岡卓治・辻井潔 構成: 安岡卓治
プロデューサー: 安岡卓治 撮影: 広河隆一 音楽: 飯利友季子 写真: 広河隆一
オフィシャル・サイトhttp://nakba.jp/
...<パレスチナ・慟哭の大地〜隠された痛み>21世紀に入り、9.11を境に、「テロとの戦い」が叫ばれ、アラブの民、イスラムの民に向けて偏見のまなざしがふりかかる。中東問題の背景を追求する視線は、か細いものになってきた。マスメディアの衰退も著しい。問題の核心を探ろうとするジャーナリズムはどこにいってしまったのだろうか。今から60年前の1948年、イスラエルが建国され、70万人以上のパレスチナ人が難民となった。動乱の中東の核心には、NAKBAと呼ばれる事件がある。このことをどれほど多くの人が知っているのだろうか。
 ここに一人の日本人フォトジャーナリストがいる。現在、報道写真月刊誌「DAYS JAPAN」の編集長を務め、数々の戦場を取材し続けてきた、広河隆一。「被害者側にどんなことが起こっているのか。それを調べ、伝えるのがジャーナリストの役割」を信念とする彼は、40年間パレスチナを追い続けてきた。その間に撮りためてきた写真は数万枚、映像は千時間を越える。しかしその多くが、マスメディアでは様々な限界にぶつかり、未発表のままだった。「このまま眠らせてはいけない」。その貴重な映像を「映画」として発表するため、2002年、一般の有志による『1コマ』サポーターズが発足。フリージャーナリストとして活躍する広河を支援し、ついに2008年、長編ドキュメンタリー映画パレスチナ1948・NAKBA』が完成する。 今から60年前、1948年に一体何が起こったのか。廃墟と化し地図から消えていった村々の徹底した取材によって、隠され続けた歴史がいま、姿を現す。

渋谷ユーロスペース1800円
上映時間:10:20/13:00/15:40/18:20→20:45

パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)』が、下記メディアにて紹介されました。
・2月9日(土)朝日新聞
・「週刊金曜日」2008年03月07日発売号にて、特集が組まれています。
・「DAYS JAPAN」にてNAKBA特集(第2回)掲載中です
・書籍「パレスチナ1948・NAKBA」3月中旬発売決定!(合同出版刊/本体1,000円+税)