zames_makiのブログ

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NHK番組改変事件は終わらない

〜政治介入の真相究明を〜第19回放送を語るつどい
基調講演:「最高裁のNHK裁判を批判する」奥平 康弘氏(憲法研究者・九条の会呼びかけ人)
映像報告:「ここがカットされた!」(放送を語る会)
シンポジウム:「NHK番組改変事件は終わらない」(仮)
西野瑠美子氏(NHK裁判原告「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク共同代表)野中 章弘氏(ジャーナリスト アジアプレス・インターナショナル代表)松田 浩 氏(メディア研究者・元立命館大学教授)戸崎賢二(司会・放送を語る会)
日時 2008年10月4日(土)
13:30〜18:00
会場:渋谷勤労福祉会館 第一洋室 
放送を語る会ホームページ  http://www.geocities.jp/hoso_katarukai/
・・NHKの番組「問われる戦時性暴力」の改変をめぐって争われた裁判で、NHKは政治家の圧力があったことを否定し、自主的な編集だと主張、最高裁判決もこれを追認しました。しかし、二審の東京高裁判決は、NHK幹部が「政治家の意図をそんたくして改変を繰り返し、編集の自由を自ら放棄した」と断じています。この真っ向から対立する見解は、未解決のまま私たちの前に残されています。NHKの幕引きを許さず、視聴者・市民による真相究明の道をさぐり、「自主・自立」を堅持すべき放送の今後のあり方をめぐって討論します。

パレスチナ−ナクバから60年

映画『Women in Struggle 〜目線〜』上映+トーク
場所:東京ウィメンズプラザ ホール
ゲスト・田浪亜央江さん(『<不在者たち>のイスラエル 占領文化とパレスチナ』著者、ミーダーン事務局メンバー、映画「Women in Struggle」の字幕監修者)。ナクバとは*1
2008年10月4日(土)
午後18:30−20:30
参加費・1000円
主催・連連影展FAV http://www.renren-fav.org


パレスチナ解放運動とその表現をめぐって>
パレスチナをめぐる映像はこれまでも数多く生み出されてきました。その中で、本作品の独自性を支えているものは何か。歴史的背景やパレスチナ社会の重層性に触れる。

映画「Women in Struggle〜目線〜」

制作:パレスチナ/2004/56分/アラビア語/日本語字幕、監督・ブサイナ・ホーリー(Buthina Khoury)
DVD販売あり、日本語版DVD製作・販売:連連影展(FAV)
...パレスチナの元政治犯の4人の女性たちの生を繊細に追ったドキュメンタリー映画。ナレーションはなく、女性たちは過去の耐え難い経験や現在のパレスチナでの日常生活を送る上での困難を自らの言葉で証言。占領された祖国の解放のために武装闘争に参与したパレスチナの女たちの、今、なお続く占領下での生活が映し出される。

監督・ブサイナ・ホーリー(Buthina Khoury)
インディペンデント映画監督。2000 年にMajd 制作会社を起こし、パレスチナをテーマにドキュメンタリーを作り続ける。本作は、自らが製作・監督・撮影を行った初の長編ドキュメンタリー映画

記録集公式サイト:http://mikoan.com/wis

*1:ナクバNAKBA:「大災厄」。1948年のイスラエル建国により祖国を追われ難民となったパレスチナ人は70万人以上という。追放や虐殺が起こり、村は破壊されて地図から消えた。これらの事実をパレスチナ人はナクバと呼ぶ。