NFCよみがえる大映映画 4/11(水)
青空交響樂 (87分・35mm・白黒)
'43(大映東京)(監)千葉泰樹(原)サトウ・ハチロー(脚)石田吉男(撮)長井信一(美)仲美喜雄(音)山田榮一(出)杉狂児、朝雲照代、霧島昇、雲井八重子、國分ミサヲ、吉谷久雄、齋藤紫香、上代勇吉、吉川英蘭
第二次大戦中より1947年まで大映に所属した千葉泰樹が監督した音楽喜劇。父の牧場を継いだ東京育ちの青年(杉)と別荘の令嬢(朝雲)との恋を描く。サトウ・ハチロー作詞・古賀政男作曲の主題歌は「故郷の白百合」と「青い牧場」。前者を霧島昇と妻の松原操(元ミス・コロムビア)が、後者を藤山一郎と奈良光枝が歌う。奈良にとっては初ヒット曲となった。
4/11(水) 1:00pm 4/21(土) 2:00pm
風雪の春 (100分・35mm・白黒)
'43(大映東京)(監)落合吉人(脚)猪俣勝人、岡田豊(撮)郄橋通夫(美)五所福之助(音)齋藤一郎(出)宇佐美淳、加賀邦男、本郷秀雄、若原雅夫、丸山定夫、美鳩まり、城木すみれ、相馬千惠子、平井岐代子
蚕糸業統制の意義をうたった国策映画。八洲製糸の郡山研究所所長(丸山)は、研究費の増額を認めない東京本社と対立。同じころ、この所長と親しく付き合っている養蚕指導員(宇佐美)は、自身の提案を農民たちに受け入れてもらえず悩んでいた。所長が研究する「繰り水(くりみず)」とは、糸を繰る際、繭を煮立てるのに使用した水のこと。
4/11(水) 4:00pm 4/22(日) 2:00pm