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わが教え子、ヒトラー(2007)ドイツ映画

原題:MEIN FUHRER - DIE WIRKLICH WAHRSTE WAHRHEIT UBER ADOLF HITLER
映画 95分 ドイツ 初公開:2008/09/06
ヒトラーの演説指導者が収容所のユダヤ人でついには彼に代わり自己批判的演説をして殺されるという悪趣味な喜劇。「U-900」と同じく戦争を主題にしたドイツ人の感覚は喜劇でも暗い。空想ならなぜハッピイエンドにしないのか、逆に空想でも真面目にナチ批判を行う事もできるはず。ラストの市民のヒトラーへの感想もそうだがヒトラーの捉え方が一面的=ステロタイプでそれを更に更にそれを喜劇で貶めようとするのであくどくなる。「DOWNFALL」で表現の幅がひろがった一つの結果
監督:ダニー・レヴィ 脚本:ダニー・レヴィ
出演:ウルリッヒ・ミューエ(アドルフ・グリュンバウム教授)
ヘルゲ・シュナイダー(アドルフ・ヒトラー
シルヴェスター・グロート(ゲッベルス宣伝大臣)
アドリアーナ・アルタラス(グリュンバウム夫人)
…自信喪失に陥ったヒトラーの演説指南役としてその再生を任されたユダヤ人俳優の苦悩と葛藤をナチス指導者たちへの皮肉を込めて描くドラマ。1944年12月25日、ナチス・ドイツは劣勢に陥っていた。宣伝相ゲッベルスは、来る1月1日にヒトラーの演説を大々的に行い、それをプロパガンダ映画に仕上げて起死回生を図ることを思いつく。しかし、肝心のヒトラーがすっかり自信を失い、とてもスピーチなどできる状態ではなかった。そこでゲッベルスは、わずか5日間でヒトラーを再生させるという大役を世界的俳優アドルフ・グリュンバウム教授に託すことに。そして、すぐさま強制収容所からグリュンバウム教授が移送されてくるが…。
オフィシャル・サイト=http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/