zames_makiのブログ

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連続公開フォーラム「未来につなぐ証言」第3回

日時:2010年11月21日(日)
午後2時から(開場は午後1時半)
講師:泉宏さん(東京・山の手空襲の体験者、建築士)演題:「戦中・戦後の青山と私」【内容】泉さんは1945年3月10日の東京大空襲赤坂区山北町6丁目(現港区北青山3丁目)の自宅の屋根から眺めていた。泉さんはその2か月半後の5月25日、東京5大空襲の最後の山の手空襲で被災。町会役員で在郷軍人会の副会長を務めていた父は帰ってこず、遺体もついに見つけだせなかった。泉さんには空襲下の体験を中心に、空襲前後から今日までの青山にも触れてもらう。
資料代:500円
会場:大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス・2階大研修室(地下鉄神谷町駅下車/1番出口を出て桜田通りを東京タワー方面へ徒歩3分)
主催:都市空襲研究会・協力:東京大空襲訴訟原告団


【フォーラム開講の趣旨】連続公開フォーラム「未来につなぐ証言」は、東京大空襲をはじめとする都市無差別爆撃の被災者の証言や当時の記録映画などを通じて、法廷での闘いとはまた異なるチャンネルで、都市空襲の恐ろしさを一般の人たちや学生など若い世代に広く知ってもらうことを主な目的にした都市空襲入門講座です。と同時に、イスラエルによるガザ地区空爆に代表されるように、現代に至っても絶え間なく続く都市空襲の連鎖を断ち切る方法はないものか。また空襲の悲惨さや被災者の心の痛みを次世代にどう伝えていけばいいのかをともに考えることを開講にあたって念願としています。

 講座は2010年9月から2011年7月までの計10回(12月は休講)。毎月1回開講します。空襲体験者の生の声を聞く5回連続のパートⅠに続き、パートⅡは海外の作品を含め、空襲の恐ろしさを描き出した優れたドキュメンタリー映画などを鑑賞、コメンテーターの背景説明をもとに、映像による"証言"から空襲の歴史をともに考える場にしようと企画しました。奮ってご参加下さい。