zames_makiのブログ

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韓流映像は光州事件をどう描いてきたのか

韓流映像は光州事件をどう描いてきたのか〜ああ!光州その30年が語るもの・韓国併合100年&光州民主化運動30周年を考える2010年KAJA連続講座
講師:イ・ヨンチェ李泳采(恵泉女学園大)内海愛子(早稲田大)
参考作品:ドラマ「砂時計」、ドラマ「第5共和国」、映画「つぼみ」、映画「ペパーミントキャンデー」、映画「光州5・18」、映画「星から来た男」、映画「懐かしの庭」
日時:2010年4月24日(土曜)
主催:KAJA(Korea And Japan Alternative learning group)
http://kaja-group.org/

ドラマ「砂時計」(韓国、1995)SANDGLASS

TV KNTVBS朝日 韓国 →DVD BOX発売 全8巻、2BOX
演出:キム・ジョンハク 脚本:ソン・ジナ 出演:チェ・ミンス コ・ヒョンジョン パク・サンウォン イ・ジョンジェ イ・ドゥイル イム・ヒョンシク パク・クニョン

映画「つぼみ」(韓国、1996)A Petal(花びら)

101分 日本未公開(1996年?韓国映画祭で上映)
製作:ミラシン・コリア、大宇シネマ 監督:チャン・ソヌ 出演:イ・ジョンヒョン ムン・ソングン イ・ヨンナン チュ・サンミ ミョン・ゲナム ソル・ギョング パク・チョルミン ナ・チャンジン パク・クァンジョン ホ・ジュノ リュ・テホ
光州事件で精神的ダメージを受けた一人の少女を描く。韓国での公開時期が、事件に関わりのある全斗煥(チョン・ドゥファン)・盧泰愚(ノ・テウ)前大統領の逮捕・裁判と重なり大変な話題に。1980年5月。光州。銃声の中で死んでいく母親(イ・ヨンナン)。気が動転した15才の少女(イ・ジョンヒョン)は母親を見捨てて逃げてしまう。数え切れない人間の死と血の匂い。少女は半狂乱となり、唯一心の支えであった兄を探して全国を歩きまわる。そんなある日、工事現場の人夫チャン(ムン・ソングン)に出会い、彼こそ兄だと思い込んだ少女は彼の薄汚い小屋に住みつく。
 キム・チュジャの主題歌『つぼみ(花びら)』は一度聞いたら耳から離れない旋律。主役の現役高校生俳優イ・ジョンヒョンが歌う。他にチョ・ヨンピルの『窓の外の女』も多用されている。劇中使用される韓国国楽と西洋音楽を融合させた独特な音楽はウォン・イルの手による。第11回(1997)福岡アジア映画祭では『光州事件/花びら』という題名で上映。第54回(1997)ヴェネチア国際映画祭出品。
参考シネマコリアhttp://cinemakorea.org/index.htm

映画「ペパーミント・キャンディー」(韓国、1999)PEPPERMINT CANDY

映画 129分 韓国/日本 日本初公開年月 2000/10/21
監督:イ・チャンドン 原作:イ・チャンドン 脚本:イ・チャンドン 出演: ソル・ギョング キム・ヨジン ムン・ソリ パク・セボム ソ・ジョン キム・ギョンイク
…1人の中年男性の一生を時間をさかのぼって描いた作品。個人史と共に韓国現代史を描いており、政治・社会的な環境が個人の人生を狂わせていく様が語られる。NHKとの共同製作作品で、1998年秋に韓国において日本映画が部分解禁されて以降最初の日韓合作となった。また、第4回(1999)釜山国際映画祭では韓国映画としては初めてオープニング作品に選定されるなど高い評価を受けた。
 映画の冒頭、40歳の中年男キム・ヨンホ(ソル・ギョング)が突然鉄橋の線路の上に立って自殺をしようとする。迫り来る列車。ヨンホの頭には、3日前の出来事、5年前の出来事、12年前の出来事、15年前の出来事、19年前の出来事、そして20年前、純粋な初恋をしていたあの頃の出来事・・・過去20年間の個人史が走馬灯のように蘇る。20年前のキム・ヨンホは何を思い、そして何が彼を自殺に駆り立てたのか? 1979年以降の韓国現代史が個人の歴史に与えた影響とは?

ドラマ「第5共和国」(韓国、2005)THE 5TH REPUBLIC

TVドラマ 韓国 →DVD BOX発売 全20巻、4BOX
演出:イム・テウ、キム・サンレ 脚本:ユ・ジョンス 出演:イ・ドックァ ソ・インソク キム・ヨンゴン イム・ドンジン イ・ジヌ チャ・グァンス イ・ジェヨン

映画「星から来た男」(韓国、2008)A MAN WHO WAS A SUPERMAN

106分 韓国 日本公開年月 2008/09/27 (映画祭)
監督:チョン・ユンチョル 出演: ファン・ジョンミン チョン・ジヒョン チン・ジヒ
公式サイト:http://www.superman2008.co.kr/

◇東アジアの境界とテリトリー意識--高句麗ものテレビドラマの背景 秋月望 (明治学院大)研究所年報 (12), 2009/12