zames_makiのブログ

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オーストラリア(2008)戦争によるナショナリズムの喚起

=架空の日本軍攻撃によるナショナリズムの喚起と自らの差別の歴史の糊塗
165分 製作国:オーストラリア 公開年月 2009/02/28
監督・原案・脚本:バズ・ラーマン 脚本:スチュアート・ビーティー
出演:ニコール・キッドマン(豪州出身)、ヒュー・ジャックマンデヴィッド・ウェンハム
オフィシャル・サイト:http://www.australiamovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト:http://movies.foxjapan.com/australia/
→映画中のダーウィン空襲は実際にあった日本軍の攻撃だが、ミッション島への日本軍上陸とボリジニ少年の拉致は架空の事件。新聞など一般の映画評では日本軍の意味に触れたものさえはないが、Yahoo映画評では一般観客に激しく攻撃された。日本軍の攻撃に備えた馬や牛の移動は映画「オヴァランダース」をベースにしたもの、アボリジニ少年のエピソードは映画「ジェダ」によるもの。

この映画へのYahoo映画評での厳しい批判

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id331364/s5/p0/or1/ds1
全475件の感想中、最低評価(5点満点中1点)にした人は147件、全体平均は2.73点。映画のイメージはロマンチックが最多で168人だが、絶望的が68人で7番目に多い。投稿時期は試写会直後に厳しい批判評が掲載され公開直後に多くの批判レビューが投稿された、一方その後はほとんど投稿されていない。


採点1点の感想まとめ:映画は長くて退屈何を言いたいのかわからない、白人がアボリジニを虐待したのは描かず殺したのは日本人で、救ったのが白人だと嘘の歴史にしたのは最低だ。白人がアボリジニを虐待したのを描かない事が駄目。日本軍が空襲したのは事実だが上陸していない。こうした事を少しも説明しない宣伝屋や平気で日本に来る二コール・キッドマンは日本人を馬鹿にしている。映画「パールハーバー」と同じくらい酷いと非難。イメージワード・絶望的


2時間45分が苦痛に変わるスペクタクル 投稿日時:2009/02/15(試写会)

(略)そして突然、日本軍が攻めてくる(試写会当日配布のパンフレットにはまったく触れられていない部分)。 港町への容赦ない爆撃、そして子供たちが暮らす島に上陸した残虐な兵隊、無慈悲な殺害、、、。低く聞こえる日本語のセリフがやけにネイティブで、リアルさに拍車がかかる。 ほぼ満席に近い試写室で、観客の気持がザーッと引いていくのが分かる。自分も顔の筋肉が急に固まり、目がうつろになる感じがする。 そこから先は、普通の教養をもった日本人が再び感情移入するのは困難である。 そのあとはもう惰性で眺めている状態。 無料試写会だったのが不幸中の幸い。いまいましい「ジャップ」の悪行をわざわざ金を払って見せつけられるなんて、筆者には耐えられない。

オーストラリアらしい感覚ですね(笑) 投稿:2009/02/24

(略)それにしてもパールハーバーとかもそうですが、戦争物に恋愛を絡めて日本軍を貶めるのはなんかの流行なんですかね。執拗にナチスとの関係を示唆したり、中国顔した日本兵が敵だったり。明らかに出来すぎだろという救出劇も、鬼畜な日本軍が神の力に負けたのだって感じ。

アボリジニを虐殺したのはオーストラリア人 投稿:2009/02/26

(略)オーストラリア人は純粋のアボリジニ(原住民)を虐殺し、絶滅させた。ところがどうだ、この映画ではマンハンティングで殺されていたアボリジニが彼らを滅ぼした白人たちと仲良く暮らしているではないか。親切にもアボリジニ虐殺の不名誉を日本軍に負わせようと映画では苦労している。ご苦労なことだ。ウソの歴史で幸せになれるオーストラリア人に日本人は嘲笑を贈らずにはいられない。反面教師としては最高の作品だ。

日本軍がアボリジニーを虐殺したのか!? 投稿:2009/02/26

予告編を見る限りまさかこの映画で日本軍が出てくるとは夢にも思いませんでした。オーストラリアの開拓時代の戦争をまじえた映画だと思っていたのですが、日本軍が上陸し、アボリジニーを虐殺しまくる映画でした。もちろん日本軍がオーストラリアに上陸したことなど一度もありません。白人がアボリジニーを虐殺した歴史を、上陸すらしたことのない日本軍がアボリジニーを虐殺したように歴史をすり替えています。これ捏造もやり過ぎじゃありませんか?韓国や中国の歴史捏造も激しく、何の反発もしないおとなしい日本人は言われっぱなしですが、オーストラリアもやり過ぎです。なぜ日本軍が大量虐殺!?上陸したことすらないんだぞ!

酷い 投稿:2009/02/28

アボリジニと交流を深める白豪主義者。突如現れアボリジニを殺し始める日本軍。日本軍の攻撃により、更に交流を深める両者。ホント都合よく利用されてます…。豪政府が制作費の4割も負担した、「オーストラリア」を冠した映画がこんなんで良いんでしょうか。堂々と来日したオーストラリア人の出演者と監督、それと日本軍の扱いに関してをひた隠しにして宣伝するマスコミに寒気がします。「日本軍ってこんな事したんだ」と思う人が出てこない事を祈るばかり。

最低の映画 投稿:2009/02/28

アポリジニはオーストラリア人によって虐げられていたのが歴史的事実ですが、 この作品にはそのような描写はありません。 みんな仲良しこよし、精々がアポリジニの酒場入店拒否程度でしょうか。 そうだ、汚れ役は憎い日本にやらせればいい。 日本軍の登場です。まず派手にダーウィン空爆させ殺しまくります。 ここまでは事実なのでしょうがないのですが、 なんと、その後、日本軍は上陸するのです。 そして、物語上重要なアポリジニを射殺します。 その際の日本兵士の台詞「チョロまかするなクロンボ!」愕然としました。 オーストラリアという国は、史実を捻じ曲げてまで反日活動をしたいのか。おぞましい作品です。

史上最低の映画 投稿:2009/02/28

アボリジニを虐殺した歴史事実を隠蔽し、その悪行を日本人になすりつけようとする意図には吐き気がします。韓国や中国に勝るとも劣らない歴史の捏造に驚きました。映画だと言って住まされる話ではありません。また、このような最低の映画を公開した日本の配給会社にも問題があります。社会的に糾弾されるべきです。

ひどい映画 投稿:2009/03/01

最低映画『パールハーバー』に匹敵するひどい内容。日本人として、この映画を良いと言うのならアボリジニや歴史の勉強をもっとして出直してきてほしい。金、返せ!!

酷い反日映画 投稿:2009/03/01

白人とアボリジニの国境と人種を超えた愛。一見美しい物語ですが、このストーリーを成立させる為に日本を悪役にしたのは許せません。アボリジニを虐待し続けたのは紛れもなく白人です。その和解を成立させる為に、なぜ日本が悪役に仕立てあげられなければならないのでしょうか。そんな史実を無視した滅茶苦茶なストーリーを美しいと感じられるわけがありません。しかもオーストラリアでは大ヒットだとか。歴史に疎いオージーが、こんな作られた歴史を本気で信じてしまう可能性もあるでしょう。白人が先住民にしてきたことに目を瞑ってキレイ事を並べ立てても、説得力はありません。

製作者側たちは何のために作ったか。 投稿:2009/03/01

(略)一体何のためにヒューと二コールは来日したのでしょうか。 ファンにキャーキャー騒がれるのは良いですが、彼らも心の中では何を思っているのやら…。。 だって事実無根の反日映画に主演したのですからね!「反日映画ですらヒット。優しい日本人ならおとなしいし、すぐ金儲けできる。」この映画に日本のマスコミ及び評論家たちが一切抗議しないなんて…。ハッキリ言って完璧に馬鹿にされてますよ。この映画素敵と思っている方たち、製作者たちが何を目的で作ったか考えなおして下さい。いつまでもおとなしい日本人じゃいつか大変なことになる。

レビューを読んで 投稿:2009/03/01

レビューを読むと・反日映画なので抗議すべき、と、・いい映画だった。反日は映画の本筋とは関係ない。との意見が9対1くらいでしょうか?後の意見の方々は、映画なので多少のフィクションは許されるとの意見でもあるようです。ただ考えていただきたいのは、映画にて史実と異なる描写がなされていたとしても、それを史実と信じてしまうおバカさんは世界中にいるという事実です。この映画は、人種間の連帯と愛を謳ったもので、物事を深く考えない人たちには一見して「感動的」なのでしょう。百歩譲って「感動的」な映画だとしても、史実と違うという点を世界中に主張してゆかねば、それを認めたことになってしまうのではないでしょうか?

期待外れCM詐欺 投稿:2009/03/01

日本兵に関しての史実に反した嘘を巧みに混ぜていたり、明らかに日本のことを悪く言っている所の和訳の字幕があやふやになってたり、と印象操作に近いものがあるんじゃないかなと思った。これを世界中で公開するんだから歴史などに詳しくなかったり調べようとしない人はそのままこれを事実として受け止めてしまいそう・・・そんな怖さを感じました

歴史無視 投稿:2009/03/01

日本軍はオーストラリアに上陸していません。捉えた捕虜を劣悪な環境で殺した事はあります。他方、オーストラリア軍も多数の日本兵捕虜を虐殺しています。自分達はアボリジニを大虐殺しておきながら、唯一のアボリジニ殺害者として、史実にない日本兵を登場させる?「野蛮人」を倒す映画はできないし、宇宙人は飽きたから日本人を悪者というのでしょうか。かの国が白豪主義の国であった事を思い起こさせるに充分です。

オーウソラリア 投稿:2009/03/01

(略)ドイツ人はなんでもかんでも悪いことはナチスのせいにして自分たちは被害者ですとしょぼくれるずる賢い国民ですが、それでもさすがに<大脱走>や<プライベート・ライアン>や<コンバット>を喜んで見るやつはいないでしょう。そんなドイツ人はドイツでは大馬鹿野郎なのです。ところが日本には、そんな自然な民族感情つまりアイデンティティーが育たないまま、自分を客観的な映画通と思い込んでこういう映画でも無心に楽しめるという「おバカさん」がたくさんいるのです。本当の「無心」です。

As stupid as sheep 投稿:2009/03/02

パールハーバーに似た人種差別映画だと思います。

驚いたのは日本軍のオーストラリア攻撃 投稿:2009/03/15

(略)映画としてはいかにも作為的で、とけ込みにくい面白みに欠けた映画だったからです。騒がれているので見たら肩すかしの映画って時々あります。主人を亡くしたサラの悲しみが中途半端で実感ないし、警察から隠れるためといってもナラの母親まで隠れることもないのにそこで溺死してしまう設定ものみこめなかったし、サラとナラの絆も十分感じられなかったし・・・。悪役が、安易に悪役で西部劇みたいだし・・・。

日本軍の嘘 投稿:2009/03/19

(略)自分達の差別行為を他人のせいにすり替えていて、この場面を見てから最後まで自己正当化するために奇麗事を並べているようにしか感じず、とても映画として楽しむ事は出来ませんでしたね。

題名なし 投稿:2009/03/20

ひどく冗長な作品。この作品のテーマである"オーストラリア"。さてこの作品の制作陣はこのオーストラリアを舞台にいったい何を伝えたかったのか?
  オーストラリアの歴史?家族の絆の力?運命に翻弄される男と女?不思議な力を持つアボリジニの文化?黒人・男女等の差別問題?日本軍の進撃の事実?過去の過ちの謝罪?
  正直、さっぱりわからない。それとも最初から伝えたいことなんかないのではと思うほど感じるものはなにもない。いや表面的には非常に様々な要素がふんだんにはあるんです。でも中身はさっぱり。これほどつまらない映画を約2時間半。はた目、スペクタクルな大作を装ってるだけに性質が悪い。

がっかりした 投稿:2009/03/30

公開時から興味がありオーストラリアにあこがれていたので見てきました.感想は・・・非常にがっかりしました。(略)最初から,何かアボリジニ人と白人との和解をこじつけたような感じで,ラスト近くで日本兵アボリジニ人を虐殺するシーンなどこじつけ以外の何者でもないと思います.レビューでこの場面を批判していたのが目立ちますが,本当に日本人としてとっても違和感があるし怒りもこみ上げました。何かオーストラリアの人が日本をこのように考えていると思うと腹立たしい。

さもしい精神の反日映画 投稿:2009/06/07

 (略)恥知らずにも原住民の少年と手を取り合って善人ヅラ・悲劇のヒロイン面・被害者ヅラしてるじゃない。実際はそのアボリジニを殺しまくってオーストラリアの土地を奪った悪い侵略者は、おまえらだろうが(笑)反省するどころか、日本をワルモノに仕立て上げて「感動的なエピソード」をつくるなんて。

捏造映画に反日俳優?見る価値なし 投稿:2010/02/13

オーストラリアでは国内最大の643館で公開され、約40万オーストラリア・ドルで初登場1位を記録。北米では2642館で公開され、約1400万ドルで初登場5位を記録。ということで、そこそこ売れたようだ。「オーストラリア版風とともに去りぬ」みたいな映画を作ろうとした意図がにじみ出ていて、わざわざ2時間45分もの大作にしいるが、ストーリーは常識ある日本人から見たら噴飯もの。こんな恥知らずの愛国映画を制作するスタッフに失笑。
 また、本作はラッセル・クロウニコール・キッドマンが直接20世紀フォックスバズ・ラーマン監督、映画脚本作家?スチュアート・ビーティーによる映画の出演交渉に行ったらしいが、ラッセル・クロウは出演できず、ヒュー・ジャックマンが出演することになったとのこと。ニコールキッドマンやラッセルクロウが嫌いになりそう。