ストローブ＝ユイレ映画祭

特集 ストローブ＝ユイレの軌跡　1962-2008（Rétrospective Straub-Huillet 1962-2008）
第1部: 2008年11月4日（火）〜11月22日（土）（15日間／日・月曜休館）
第2部: 2008年12月9日（火）〜12月13日（土）（5日間）
会場：アテネフランセ文化センター
ジャン＝マリー・ストローブ（1933- ）とダニエル・ユイレStraub-Huillet（1936‐2006）は40年以上にわたって共同で挑発的な映画を作ってきた。ロレーヌ地方メス出身のストローブは、徴兵忌避のため58年に西ドイツに亡命、さらに69年にローマに生活・活動拠点を移した。彼らの作品の大半は先行する文芸作品に基づくが、その原典の本文の扱いは厳密で、叙述内容の伝達を効率化する改変は避けられる傾向にある。高度に文学的なドイツ語、フランス語、イタリア語の３か国語を用いて作られる彼らの映画は、その音声言語の含蓄、音楽的抑揚に重きをおいており、その厳密な画面構図と時間構成、計算された身ぶりと廃棄しえない偶発性の弁証法は、映画表現の革命的な潜勢力を示唆している。 （通称ストローブ＝ユイレ）。処女作『マホルカ＝ムフ』（1962）から最新作『アルテミスの膝』（2007）『ジャン・ブリカールの道程』（2008）へと至る46年間の軌跡を辿ります。
■各回入れ替え制
■全作品日本語字幕付き
■参加料一般＝1回券1000円／3回券2500円
作品解説＝http://www.athenee.net/culturalcenter/program/s_h/s_h_sakuhin.html

第1部: 2008年11月4日（火）〜11月22日（土）（15日間／日・月曜休館）

11月4日（火）
15：00〜「マホルカ＝ムフ」（18分）「妥協せざる人々」（55分）
16：50〜「アンナ･マグダレーナ･バッハの日記」（93分）
19：00〜「花婿、女優、そしてヒモ」（23分）「オトン」（88分）

11月5日（水）
14：30〜「歴史の授業」（85分）
16：30〜「アーノルト･シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門」（15分）「モーゼとアロン」（105分）
19：00〜「フォルティーニ／シナイの犬たち」（83分）

11月6日（木）
13：50〜「すべての革命はのるかそるかである」（11分）「雲から抵抗へ」（105分）
16：20〜「早すぎる、遅すぎる」（101分）
18：30〜「アン･ ラシャシャン」（8分）「アメリカ（階級関係）」（126分）

11月7日（金）
15：40〜「エンペドクレスの死」（132分）
18：20〜「黒い罪」（40分）
19：30〜「セザンヌ」（51分）

11月8日（土）
14：20〜「アンティゴネー」（100分）
16：30〜「ロートリンゲン！」（21分）「今日から明日へ」（62分）
18：30〜「シチリア！」（66分）

11月11日（火）
15：30〜「シチリア！」（66分）
17：10〜「マホルカ＝ムフ」（18分）「妥協せざる人々」（55分）
19：00〜「アンナ･マグダレーナ･バッハの日記」（93分）

11月12日（水）
14：00〜「花婿、女優、そしてヒモ」（23分）「オトン」（88分）
16：30〜「歴史の授業」（85分）
18：30〜「アーノルト･シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門」（15分）「モーゼとアロン」（105分）

11月13日（木）
14：30〜「フォルティーニ／シナイの犬たち」（83分）
16：30〜「すべての革命はのるかそるかである」（11分）「雲から抵抗へ」（105分）
19：00〜「早すぎる、遅すぎる」（101分）

11月14日（金）
14：20〜「アン･ ラシャシャン」（8分）「アメリカ（階級関係）」（126分）
17：10〜「エンペドクレスの死」（132分）
20：00〜「黒い罪」（40分）

11月15日（土）
14：30〜「セザンヌ」（51分）
15：50〜「アンティゴネー」（100分）
18：00〜「ロートリンゲン！」（21分）「今日から明日へ」（62分）

11月18日（火）
15：20〜「ロートリンゲン！」（21分）「今日から明日へ」（62分）
17：20〜「シチリア！」（66分）
19：00〜「マホルカ＝ムフ」（18分）「妥協せざる人々」（55分）

11月19日（水）
14：30〜「アンナ･マグダレーナ･バッハの日記」（93分）
16：40〜「花婿、女優、そしてヒモ」（23分）「オトン」（88分）
19：00〜「歴史の授業」（85分）

11月20日（木）
14：00〜「アーノルト･シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門」（15分）「モーゼとアロン」（105分）
16：30〜「フォルティーニ／シナイの犬たち」（83分）
18：30〜「すべての革命はのるかそるかである」（11分）「雲から抵抗へ」（105分）

11月21日（金）
14：40〜「早すぎる、遅すぎる」（101分）
16：50〜「アン･ ラシャシャン」（8分）「アメリカ（階級関係）」（126分）
19：30〜「セザンヌ」（51分）

11月22日（土）
14：10〜「エンペドクレスの死」（132分）
16：50〜「黒い罪」（40分）
18：00〜「アンティゴネー」（100分）

第2部: 2008年12月9日（火）〜12月13日（土）（5日間）

12月9日（火）
15：10〜「労働者たち、農民たち」（123分）
17：50〜「放蕩息子の帰還／辱められた人々」（64分）
19：30〜「ルーブル美術館訪問」（61分）

12月10日（水）
15：00〜「あの彼らの出会い」（68分）
16：40〜「ヨーロッパ2005年、10月27日」（12分）「アルテミスの膝」（26分）「ジャン・ブリカールの道程」（40分）
18：30〜「労働者たち、農民たち」（123分）

12月11日（木）
16：20〜「放蕩息子の帰還／辱められた人々」（64分）
18：00〜「ルーブル美術館訪問」（61分）
19：30〜「あの彼らの出会い」（68分）

12月12日（金）
15：00〜「ヨーロッパ2005年、10月27日」（12分）「アルテミスの膝」（26分）「ジャン・ブリカールの道程」（40分）
16：50〜「労働者たち、農民たち」（123分）
19：30〜「放蕩息子の帰還／辱められた人々」（64分）

12月13日（土）
14：50〜「ルーブル美術館訪問」（61分）
16：20〜「あの彼らの出会い」（68分）
18：00〜「ヨーロッパ2005年、10月27日」（12分）「アルテミスの膝」（26分）「ジャン・ブリカールの道程」（40分）