zames_makiのブログ

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サラエボの花(2006)GRBAVICA

95分 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ他 公開2007/12/01
監督・脚本:ヤスミラ・ジュバニッチ 出演: ミリャナ・カラノヴィッチ(エスマ)、ルナ・ミヨヴィッチ(サラ)、レオン・ルチェフ(ペルダ)、ケナン・チャティチ(サミル)
第二次世界大戦後のヨーロッパで最悪の紛争となったボスニア・ヘルツェゴヴィナの内戦によってもたらされた深い爪痕に苦しむ母娘の再生と希望の物語を描く衝撃と感動のヒューマン・ドラマ。主演は「アンダーグラウンド」のミリャナ・カラノヴィッチと新人ルナ・ミヨヴィッチ。監督は、地元サラエボ出身で、これがデビューとなる弱冠32歳の女性監督、ヤスミラ・ジュバニッチ。2006年のベルリン国際映画祭では、グランプリの金熊賞、エキュメニカル賞、平和映画賞を受賞した。
 ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボのグルバヴィッツァ地区。女性たちの集団セラピーに通いながら12歳の娘サラと2人で暮らしているシングルマザーのエスマ。生活は苦しく、子どもがいることを隠してナイトクラブで深夜まで働く日々。一方、父親がシャヒード(殉教者)であることを誇りに思っている活発な少女サラは、サッカー中のケンカがきっかけとなり、同じシャヒードの遺児、サミルと友情を深めていく。そんな中、サミルから父の最期を訊かれ、何も答えられなかったサラは、父のことを話そうとしないエスマに、次第に不満を募らせていくのだったが…。
2006年ベルリン国際映画祭 金熊賞

2007年12月1日、岩波ホール他にて全国順次ロードショー!
http://www.saraebono-hana.com/