白頭山（1980）

北朝鮮映画　白黒・140分（1980年制作）
場所：コアいけぶくろ文化ホール（豊島区民センター）
主催　朝鮮映画を観る会　\1500
時間：18:30〜21:00
…日本帝国主義が朝鮮を植民地支配していた時代。祖国を取り戻す戦いへと立ち上がっていった人々の、人間らしい生き方を描いた感動のノンフィクション映画。
【解説】この映画は、朝鮮の革命詩人趙基天（チョギチョン）が、1947年に発表した長編叙事詩「白頭山」を原作として映画化された芸術作品の一つです。1930年代の朝鮮。日本の野蛮きわまりない植民地支配のなかで、朝鮮の民衆は、民族の運命を今にも絶たれるかのような暗黒の日々を送っていました。そのようなとき、キムイルソン将軍に導かれた抗日パルチザン闘争は、朝鮮の民衆に祖国解放の希望をもたらしたのでした。1938年6月4日、朝鮮の国内に進出した抗日パルチザンは、国境の町普天堡（ポチョンボ）に解放ののろしをあげました。民衆は、歓呼の声をあげてキムイルソン将軍に率いられたパルチザンの勇士たちを迎えました。普天堡戦闘の勝利は、朝鮮の民衆の心に解放の日はかならず来る、その日は決して遠くないという信念をはっきりと刻みこんだのでした。