zames_makiのブログ

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ドラマ「明日 一九四五年八月八日・長崎」(1988)原爆ドラマ

明日−1945年8月8日・長崎(原作、脚本は漢数字、ドラマ題名はアラビア数字) NTV 1988/08/09 92分 単発
YouTubeで視聴可能=https://www.youtube.com/watch?v=U-RS57E2T5k
原作:井上光晴 脚本:市川森一 演出:せんぼんよしこ 音楽:羽田健太郎
=映画版とほぼ同時に製作公開、映画版は1988/8/13公開、原作は1982年に書かれており、なぜこの時期に同時に映画が製作されたのか?テレビでの大型原爆ドラマの最初、悲惨な被爆者の姿をまったく描かずにすむ原爆ドラマである点に意味があるのか? 

出演:
樹木希林(2人の母親、世話で生活感でる、キリシタンの農家で「キリシタンは米軍上陸しても殺されない?」の話する、聖母画をもらう、生きていく)
大竹しのぶ(主人公の妊婦&ダンスホールの女主人の2役、妊婦は8/9早朝出産「この子と生きていく」と誓う、夫は出征中)
富田靖子(主人公の花嫁、看護婦、美人で勝ち気でコミカル)
堤真一(花婿、結核で体が弱い、すまけいを嫌う、元気であれば大陸か南方で戦死と言う)
有森也実(花嫁の友人の看護婦、恋人がいるが音信不通、妊娠してるので焦る、男の家に行くがその母親に追い返される、困る→男から電報が来る「8/9帰るので会いたい」=映画版と異なる)
川谷拓三(おじさん、路面電車運転手、仲間が軍人の未亡人と駆け落ちし助ける)
音無美紀子(川谷の妻、やさしい、8/9に昼に浦上の夫に弁当を届ける)
友竹正則(おじさん)
すまけい(花婿の義理の父、コック、嘘つきのだらしない男として花婿に追い払われる、だが本当は親切、花嫁に貴重なフライパンをあげる、8/9に卵もらい嬉しそう)

第4回芸術作品賞受賞作品。第28回日本テレビ技術賞受賞(撮影)作品。1945年8月8日、原爆投下の前日、長崎の人々の姿を通し、平和な生活をテーマに描く。大竹しのぶが二役で登場。開局35周年記念番組。出産寸前の長女(大竹しのぶ)と婚礼を控えた次女(富田靖子)をもつ三浦家の生活を描きながら平和を見つめ直す。演出のせんぼん氏を慕って名優が勢揃い。「ひと言の台詞で3パターンも収録した」と娼婦役もこなす大竹は改めて心酔。「靖子もリキが入りました」と富田。