zames_makiのブログ

はてなダイアリーより移行

ネット利用者の動向

佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 103回「自己表現のプラットフォームは移り変わる」 2007/12/01
http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2007/12/01/entry_25002450/より抜粋
主旨:Web2.0の時代において最も大切なのはコンテナー(メディア)ではなく、コンテンツそのもの、日本人はどんどんメディアを乗り換えて日記を書きたがっている


・ケータイにアクセス数が飲み込まれている 2007年11月各社のブログサービスを利用している人の数が減少傾向にある
 情報ソース=http://zapanet.info/blog/item/1117
ライブドアブログ楽天ブログ、はてなダイアリーなどは利用者数が減っているし、急増しているのはFC2ブログアメーバブログぐらいしかない。


・<2007年4月〜9月までの半年間のブログアクティブユーザー数>
サービス名 アクティブユーザー数
1位mixi 60万人(推測)
2位FC2ブログ 354041人 シェア17.1%
3位livedoorBlog 230153人 シェア11.1%
4位Yahoo!ブログ 221541人 シェア10.7%
5位アメーバブログ 221296人 シェア10.7%
11位 はてなダイアリー 55825人 シェア2.7%
このうちFC2ブログに関して言えば、RTCカンファレンスでも問題になったスパムブログに主に利用されていると見られている


・2000年〜2006年のインターネットの利用者の年齢構成比
情報ソース=http://www.netratings.co.jp/New_news/News11072006.htm
・20代〜60代まで均等に分布、多いのは30代と40代
・20代の比率は近年劇的に下降
・男女比は1:1に近い

<日本のネット自己表現の歴史>

コンピュータネットワークにおける最初の自己表現プラットフォーム(どこに自分の意見を書き込むか)は、パソコン通信だった。1980〜90年代のNifty-ServePC-VANなどのパソコン通信である。この時代のネット文化を担ったのは、私のような40代から50代の人たちである。またほぼ同じ時期、インターネット上のニューズグループ「fj」でも活発な議論が繰り広げられており、言論空間を構成していた。しかしウェブの普及とともにパソコン通信は衰退した。
 1990年代末に「あめぞう」そして2ちゃんねるが登場し、匿名掲示板の時代がやってきた。この2ちゃんねるの興隆によって、fjはすっかり影を薄くしてしまい、パソコン通信と同じ道をたどる。


2ちゃんねるの主な利用者層は35〜45歳の人たちである。この層が2ちゃんねるユーザー全体の38.3%を占めている。ブログの文化は世代的に言えば、おそらくは2ちゃんねるユーザーの少し下にあたる。25〜35歳ぐらいのいわゆるロストジェネレーション層だ。団塊ジュニアと言い換えてもいいかもしれない。
=>見方おかしい、2chもブログも30〜40代が中心で同時にこれはネット全体の傾向でもある
情報ソース=http://www.wab.ne.jp/pdf/2005112802.pdf


 日本国内ではブログは2002年ごろからスタートした。当初はニュースのリンクを集めた日記が多数を占めていたが、徐々に論考が加わるようになり、そして2005年ごろからは非技術系のブログも急増して、論断系やエンタメ系、身辺雑記系、タレント系など多数のブロゴスフィアが生み出された。上原さんや徳力さんはこうした文化の中央付近に立っていて、ブログが個人をエンパワーする時代の象徴といえる人たちだ。

佐々木俊尚の予想

・ブログからSNSmixi)へ移行する、日本人は日記を書きたいだけであり、mixiがクローズドか否かは関係ない
・ブログから携帯電話へ、1対1でなく多対他の通信が可能になっている